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なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

多発性骨髄腫

2014年06月13日 | Weblog

 67歳男性が内科医院から両側下腿浮腫と貧血で紹介されてきた。血清蛋白は11と高値で血清アルブミンは1.9と低下していた。院内で検査できるIgAが増加していた。腰背部痛も続いていた。まず多発性骨髄腫で間違いないだろう。内科の若い先生が入院させて、貧血(Hb5弱)と高カルシウム血症に対して、ゾメタ点滴と輸血を行うことになった。免疫電気泳動の結果を来週みて、腫瘍内科のある病院に紹介することになった(今日電話で相談した)。

 以前受診した病名は、急性アルコール中毒だった。今回、4か月前から体調fは悪かったが、自分では受診していなかった。一人暮らしをしている。時々行き来していた兄弟がしばらく来ないので自宅を訪ねてみると、動けなくなっていたので、昨日内科医院に連れて行った。今日その医院の先生が、検査結果を見て(たぶん)驚いて当院に紹介したという経緯だった。

 

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