89歳男性が誤嚥性肺炎で入院して抗菌薬投与で治癒した。嚥下の状態を見ながら、ゼリー食から食事を開始したが、また誤嚥性肺炎を起こして食事は中止した。点滴を再開して家族と相談していた。胃瘻造設は希望されなかった。しばらく点滴で経過をみることにした。末梢血管から点滴ライン確保は困難となった。高カロリー輸液にして状態が安定していれば療養型病床への転院というコースもあるので、今日CVラインを挿入した。その時、あれ黄色いと、黄疸に気付いた。
入院時に胸腹部CTを撮影していたが、特に問題はなかったはずだ。入院時には肝機能障害はなかった。今は発熱はない。明日再度胸腹部CTと血液検査を行うことにした。それにしても何だろう。ここ3週間は抗菌薬投与をしていない。何が出てくるのだろうか。