教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

ざっと

2007年02月27日 18時50分10秒 | Weblog
 今日は小林傳司編『公共のための科学技術』(玉川大学出版部、2002年)を読み切り。熟読する時間はないので速読調での読み切りですが、興味深い主張・説明・問題意識など、けっこうひっかかりました。科学技術社会論の一つの柱は、科学政策におけるガバナンスgovernance(協治)の問題だそうですよ。専門家・政府・市民の相互関係に基づく、問題解決にとりくむ場(公共空間)をつくることも、ガバナンスだそうです(小林信一「解題に代えて-なぜSTSなのか、なぜ政治論的転回なのか」小林編、279~281頁)。
 あと、某学会投稿論文の審査票に対する申し立て書が完成。投函しました。
 掲載可の結果がでるといいなぁ。結果は5月中旬だそうです。
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