教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

教育史学会第53回大会へ行ってきた

2009年10月12日 20時01分10秒 | Weblog
 10月9日の夕方から11日まで、名古屋大学で開催された教育史学会第53回大会に参加してきました。昨年は腰椎ヘルニア再発のため欠席せざるを得ず、ひさしぶりの教育史学会でした。同学会でしかお会いできない先生もいるので、なつかしい出会いもありました。
 遠距離移動と内容の詰まった日程のため、本日になってもまだ疲れが残っております。明日授業も会議もあるので、一つだけ感想を。
 すなわち、「まずいな、俺もちゃんとじっくり研究して、ここで発表しなきゃ」と強く痛感したこと。研究できない言い訳はいくらでも言えるけど、実際に研究し、まとめ、発表しなきゃ研究者ではないのです。刺激を受けて、確信を得て帰ることができたのは、非常によかった。
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台風一過―面倒を残して

2009年10月08日 18時54分23秒 | Weblog
 台風一過。本日、台風のため、本学では終日休講になりました。教職員は自己判断での出勤です。私は明日の授業準備があるので、様子をみて出勤。今日は余計な仕事は入ってこないだろう、やれやれ授業準備に集中できそうだと思いきや、やっぱりそうはいかなかったのですが…
 今の大学は、必ず授業を15回(または8回)しなければならないので、自然災害による休講だろうが何だろうが、必ず補講をしないといけません。たまたま私は今日は授業がない(1週間に1日だけそういう日がある)ので深刻な影響はないのですが、大変なのは今日授業があった先生方と学生たち。本来休みの日・時間に補講しなくてはならないので、まさに天災なのではないかと。
 授業ではあまり影響ないのですが、1年生の担任としての私は、正直な気持ち、困ったことになったなと思っています。空きコマに学生指導を予定しているのですが、そういうのにも影響してくるんですよね…まいったなぁ。
 山陰では、冬になると、大雪で学生が登校できない状態になることも多いそうなのですが、そうなるとこの台風一過の面倒な状態と同じようなことになるのだろうなあ。学生のころは「台風で休講」がとてもうれしかったけれども、学校側からするとこんなに大変なことなんだなと身にしみて感じる次第。
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後期日程の開始

2009年10月02日 19時36分36秒 | Weblog
 さて、さまざまなものを乗り越えて、後期日程が始まりました。この夏休みは、今までで一番忙しかったかもしれません。でも、なんとか乗り越えられたので、ほっとしています。
 ところが、後期日程始まって間もないうちに、さっそくさまざまな想定外の問題がまきおこり、大混乱中です。がんばんなきゃ。
 授業も始まりました。結局テキストは間に合わずじまい。配れる部分だけ少しずつ配っていく予定。
 10月1日、本学紀要に「小学校歴史教科書における寺子屋記述」を無事投稿。明治から戦後(平成17年改訂まで)の小学校歴史教科書における寺子屋記述のあり方について研究したものです。対象期間が長すぎるので総論的・部分的なものになっています。なお、本学紀要は一部のみCiNiiでPDF化されているみたいですが、今回のものはいつになるかな。もう10年分くらいPDF化するのとまっているみたいですので、ネット公開は期待薄かも。まあ、機会があればご笑覧ください。
 とりあえず、この紀要投稿で少し研究は落ち着くかな。すぐに学会発表の準備にも取り掛からないといけないけど。
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