教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

不安がこみ上げてきました。

2007年02月09日 20時51分59秒 | Weblog
 今日はものすごい濃霧。午前9時を過ぎても100mくらい先が見えないくらい。
 午前中、Y先生の論文を先生の授業で批評するように言われていたので、授業に出ました。12時10分からは、M先生とS先生の発案による「BBL」なる集会に出ました。「BBL」とはブラウン・バッグ・ランチョンの頭文字をとったものだそうで、M先生が留学していたアメリカの大学での慣習だそうです。みんな共通に都合がつく昼食luncheon時に不定期に会を開いて、講座の先生方の専門的研究を伺おうという趣旨の会でした。今日はH先生の研究の深いところを伺いました。今まで部分的にちょこちょこ伺っていたのですが、今日の説明でかなり理解できたように思います。「質問したいけど質問がまとまらないなぁ。気になったところも、さっき説明した内容で十分説明できるような気がするなぁ…」などと考えながらお話を聞いていると、突然振られてまとまらないまま質問するハメになりました。H先生の発表内容は、私が何となく考えていたことに似ているような気がした上、当然ながら私のそれ以上に整理されており、非常に興味深く聞かせていただきました。それだけに、あんな質問してしまったのはもったいなかったなぁ。
 友人と昼食をとった後、研究室に戻るとY先生から呼び出されていました。急いで先生の研究室へ行く。内容は、今日の授業で論文を批評してどうだったか、それから、H先生の話を聞いてどう思ったか、という対話と、審査会を19日に開くからそこで発表するように、との連絡でした。質問は、対話しようとしてくださったと感じ、正直うれしくなりました。しかし、質問にはまともに答えられず、自分の研究に密接な関係がある質問だっただけに自己嫌悪状態に。そこに審査会発表の話を聞いたもんで、またたどたどしい説明をしてしまいそうな気になり、不安になってきました。その関係で、H先生に昼間の発表について質問したいことが出てきたのですが、残念ながら先生はお忙しかったので断念しました。
 結局気がついたらもう夜。今日は何だかあっという間に過ぎ去ってしまいました。
 は~、審査会、不安でたまらない。
 昨年9月の研究科紀要の審査会を思い出すと、もうたまらないほど不安になってくる。
 なるようにしかならないし、やってきたことしか出せないので、不安になっても仕方ないのですがね。
 いちおう何かを残しておきたかったので、「大日本教育会・帝国教育会の群像」をupしておく。
コメント
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