やっと学生に頒布完了しました。自分でやるのはかなり大変。今後毎年やると思うと、少し憂うつ。印刷と頒布を、出版社と書店に任せたい…どこかやってくださるところはないものか…
まあ、出版部数をどれくらい解消できるかが、課題ですが。
以前、章までの目次を公開しましたが、節までの目次は以下の通りです。これだけの範囲を、一人で(≒一貫した方針で)まとめた保育者養成用教科書は、あまり見ないのではないかと思います。
今のところ、私の保育者養成の内容は、おおむねこの通りです。
はじめに
第1部:幼児教育の原理
第1章:教育とは何か
第1節:語源から考える「教育とは何か?」 (語源から考える「教育とは何か」 (2009.5.12)と語源から考える「学習」とは何か (2009.5.27)の改訂を含む)
第2節:人間形成における「教育とは何か?」
第3節:「わかる」とはどういうことか?
第4節:「生きる力」とは何か? ―現代日本における幼児教育の目標原理
第2章:教育を構成する要素
第1節:子どもとは何か?
第2節:教師とは何か?
第3節:なぜ学校で教育するのか? ―幼児教育の原点としての教育史
第4節:学力とは何か? ―初等教育以降を見据えた幼児教育のために
第5節:家族にとって学校とは何か? ―教育要求を読み解く
第3章:幼児教育の制度
第1節:幼稚園はどのように日本に定着したか?
第2節:なぜ幼稚園・保育所とがあるのか? ―教育と福祉の系譜
第3節:現代日本における幼児教育の目的とは何か?
第2部:幼児教育の方法
第4章:幼児期にどのように教育するか
第1節:教育愛とは? ―幼児教育を行うための根本的資質
第2節:「遊びによる保育」とは?
第3節:「環境による保育」とは? ―環境構成
第4節:集団保育をするには? ―クラスづくりと保育形態
第5章:子どもの主体性を育てる
第1節:子ども中心の保育をするには? ―子どもの主体性と保育者の意図
第2節:子どもと関係をつくるには? ―受けとめる
第3節:子どもの主体性を認識するには? ―日誌を書く
第6章:幼児教育の計画と評価
第1節:幼児教育をどのようにデザインするか? ―教育課程・保育案
第2節:子どものモデルになることとは? ―保育者自身を計画する (「子どものモデル」という教師・保育者論 (2011.9.13)などの改訂を含む)
第3節:幼児教育をどう評価すべきか?
第3部:幼児教育の内容
第7章:保育内容とは何か
第1節:幼稚園・保育所で何を教育するのか? ―教育要領・保育指針
第2節:保育内容の五領域とは何か?
第3節:発達状況に応じた保育内容とは? (発達状況に応じた保育について【1歳児】(2011.6.10)などの改訂を含む)
第8章:保育内容の領域
第1節:保育内容とは? (1) ―領域「健康」を中心に
第2節:保育内容とは? (2) ―領域「人間関係」を中心に
第3節:保育内容とは? (3) ―領域「環境」を中心に
第4節:保育内容とは? (4) ―領域「言葉」を中心に
第5節:保育内容とは? (5) ―領域「表現」を中心に
第6節:保育内容とは? (6) ―教育と養護との一体的展開
第4部:幼児教育の担い手
第9章:保育者とは何か
第1節:保育者はどのように誕生したか ―「子守」から「教師」へ
第2節:保育者の資格とは? ―「教諭」と「保育士」
第3節:保育者の資質とは? ―保育者論の系譜
第4節:いま、保育者はどのような状況にあるか?
第10章:保育者の役割 ―子ども以外との関係から
第1節:保育者同士における役割とは? ―同僚・後継者・先輩
第2節:保護者に対する役割とは? ―「通訳」と「パートナー」
第3節:地域社会に対する役割とは?
第11章:保育者の専門性
第1節:保育者は現場でどんな判断をすべきか? ―倫理観
第2節:保育者の技術とは? ―「教育技術」論を踏まえて
第3節:保育者が専門職であるには? ―「教師の専門職性」論を踏まえて
第4節:保育者はどのように成長するのか? ―「反省的実践家」論を踏まえて
おわりに