教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

日本東洋教育史研究会の準備

2009年01月29日 21時41分41秒 | Weblog
 このところ、会議やら何やらばかりで、書ける話題があまりありませんでした。
 さて、来る1月31日に、日本東洋教育史研究会の初回が開かれます。同研究会は、上司の音頭で開かれる内輪の会合で、広島周辺のOB・OGに声を掛けて研究交流をしていこうというもの。いずれもっと広範囲の地域にいるOB・OGも加わってくれればいいなぁ。
 初回は、私が動員されまして、発表させてもらいます。内容は、昨年5月に教育情報回路研究会で発表したものを再構成したものですが。題目は、「全国教育者大集会の開催背景―明治20年代初頭における教育輿論形成体制をめぐる摩擦」です。焼き直しなので、HPの発表業績には載せないでおこうと思います。発表準備は、先ほど何とか終了。一度発表したものではありますが、修正が必要だったのでかなり時間がかかりました。また、上司はレジュメにこだわりをもってらっしゃるので、資料作りにちょっと工夫をしていると、思った以上に時間が…
 工夫というのは、別にたいしたことではないのですが、論文以外にレジュメ(ホントの意味での要旨)と資料集を作っただけです(笑)。実は数年前以来、ずっと論文のみで押し通して、これらを作ってませんでした。
 うーん、時間がかかるので、やっぱり、こういう発表準備はそう度々できないなぁ。
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どなたさまもセンター試験お疲れ様です

2009年01月19日 19時26分32秒 | Weblog
 全国の受験生たち、センターを実施した大学の教職員方々、この土日は大変お疲れ様でした。私は、日曜日、所属学部でセンター試験の監督をしておりました。受験生が大変なのは当然ですが、実は監督の教職員も、なかなか大変だということを実感しました。
 センター前は準備で何かあったらどうしようと気をもみ、監督要領やトラブルQ&Aを読み込み、監督中は何かあったらいけないので気を遣い、ゆっくりもしてられないので長時間立ったりしていると、試験終了後、疲れ果ててしまっていました。土曜日のリスニング試験の監督者と比べたら、比べものにならないんでしょうけど。とりあえず監督していた試験場では何も起こらず、受験生に試験を受けてもらったので、ホッとしています。このあと、二次試験前期・後期、さらには大学院2月入試試験が続いていくんだなぁ…
 当日夜は近くの温泉へいって疲れを癒したはずなのですが、本日は別の仕事が私の許容量を超えて、急に湧き出てきました。只今バテバテです。明日明後日は出張。うーん、疲れた…
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人知れず応援している

2009年01月13日 20時51分47秒 | Weblog
 今週末、センター試験ですね。受験生はプレッシャーに押しつぶされていませんか。この後には大学ごとの試験がまちうけていますが、終わればひとまず受験勉強は一段落します。もう一息、がんばろう。
 さて、一昨年地理を教えたI高校2年生が、ついにセンター試験を受ける年齢になっているはず。彼ら彼女ら、どうしてるかな。
 試験に「奇跡」はありません。がんばって勉強してきたこと以上はできません。これまでがんばって勉強してきた人は、勉強してきたことを最大限に発揮できるよう、心と体を調整することが大事です。金曜まではこれまで勉強してきたことを復習し、知識をしっかりとしたものにするといいでしょう。そして、金曜の夜はしっかり寝ることです。
 一方、あんまりがんばってなかったなという人は、何か「ここだけはまかせろ!」という分野をつくることに専念するのがいいと思います。全般的にやる時間はないので、得意分野をつくる/強化することに残りの時間を使うのです。運良く得意分野が出れば、もうけもの。もちろん、まったくやってなかった分野があるなら、そこをやるのもいいかもしれません。
 2ヶ月程度の非常勤講師を君らはもう忘れたかもしれませんが、私は君らを忘れてはおりません。もうこのブログも見ていないかな。でも、私は、人知れず応援していたいと思います。

 それと、なんだか妙にブログが重いので、またテンプレートを換えてみました。軽くなって快適。
 ある理由のため、仕事がめっちゃ増えています。16日にはその理由がなくなるので、あと2日間がんばろうと思います。
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「濃い」研究会

2009年01月12日 18時45分05秒 | Weblog
 私は、朝出勤して少し勉強をした後、仕事を始めるようにしています。仕事始めから1週間、仕事を始めて気がつくと夕方になっている、という生活が続いておりました。「群像」については、夕方以降に少しずつ書きためて、1日1記事追加するようしてきました。
 この土日は、教育会関係の研究会(教育情報回路研究会)のため、東北仙台へ行ってきました。研究会をささえた科研(文部科学省科学研究費補助金)の最終年度なので、この研究会は今回でとりあえずお開き。とても「濃い」研究会だったので、一抹のさみしさも感じます。
 来年度以降に研究会の成果をまとめて公刊する予定なので、メンバーはこれから論文を仕上げる作業にとりかかります。また、この研究会は、非常に会合回数が多く、研究発表件数の非常に多い研究会であり、教育会に関するたくさんの研究成果・情報・資料を集める機会となりました。ぜひ今後に発展して欲しいと思います。
 教育会研究を専門にしている自分としては、あの集積された「情報」の将来は、まったく他人事ではないです。
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広島県会員について連続更新

2009年01月07日 20時47分15秒 | Weblog
 このところ、時間をみつけて「大日本教育会・帝国教育会の群像」を連続更新しております。
 追加したのは、私立小学校・光道館の功労者たる野村保(チチヤス創業者)、豊田郡(広島県南部瀬戸内沿岸地域、大崎上島あたり)の小学校長であった久保田小八・上西元一の記事。なお、昨年末のことですが、昔書いた記事もちょこちょこ修正しております。宇都宮常松・桑田亮作の記事は大幅に修正、水谷貢の写真も代わっております。
 仕事も忙しいです。ちょこちょこ、新しい仕事がわいて出てくるんですよねぇ。
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謹賀新年

2009年01月04日 15時47分38秒 | Weblog
 正月三が日を過ぎて、いまさらですが…
 新年明けましておめでとうございます。
 無事、2009年を迎えることができました。
 このブログでしか出会えない方々もいますので、ここで新年の挨拶をさせていただきます。
 皆さん、正月は何をされておりましたでしょうか。私は、実家で勉強したり、以前紹介したことのある「目標設定用紙」などを書いて過ごしておりました(昨年5月31日の記事6月1日の記事参照)。これを書くと、やはり今やるべきことがハッキリ見えてきます。1年間(来年にまたがるものも含む)の研究計画も立てました。博論の幅と深みを増すために、少し新しいテーマも研究しようと思います。計画通りにしようと思うと、仕事もあるのでかなり忙しいです。でも、やりたいことはたくさんあるので、目標達成目指していきたいと思います。身体だけは壊せない。バクダンをかかえた腰にだけは、注意しないと(笑)。
 さて、明日から仕事始めです。1月前半は、諸事情で仕事量が一時的に増えていますので、がんばらなきゃ。
 では、皆さん、今後ともこの「教育史研究と邦楽作曲の生活」をよろしくお願いします。
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