青森旅行の二日目は白神山地の北東部分にある暗門の滝をトレッキングしてきた。
弘前駅前からバスに乗り1時間半でアクアグリーンビレッジANMONに到着。
ここから暗門の滝まで往復3時間程度だが、暗門川沿いの遊歩道の状態が悪いのでブナ林散策歩道を歩く。
林の空気は気持がよいがずっと上りが続き汗をかく。
ひと山越して川沿いに下っていくと通行止めの歩道が見えた。
ここから滝までは川沿いを歩くことができた。
暗門の滝は3つの滝からなっている。
一番下は第三の滝で落差は26m。
右上の方に人の姿が見える。第二の滝から下りてくる人たちだ。
その道を160mほど歩くと第二の滝に出た。落差は37m。
滝のすぐ脇から滝の上まで出た後、次の滝まで川沿いを歩く。
第二の滝から第一の滝までは200mほど。
落差42mの第一の滝だ。
滝の近くへ行くと水しぶきに濡れる。
しかし、この後もっとずぶ濡れになった。
第一の滝に着いたころから雨が降り始めどんどん強くなったからだ。
なんとかアクアグリーンビレッジANMONまで戻って、暗門の湯に入り着替えたのでさっぱりした。
往路で歩き始めたころからさまざまな草花に出会う。
まずはキツリフネとツリフネソウ(ツリフネソウ科)。
ツリフネソウは水辺など湿ったところに多い花だ。
クサボタン(キンポウゲ科)もあちこちでおなじみの花だ。
ジャコウソウ(シソ科) 麝香草
ここから後は撮っている時に名前が分からなかった花たちだ。
帰ってからシソ科だろうと見当をつけて調べてようやくジャコウソウと分かった。
残念ながら麝香の香りには気がつかなかった。
前にイブキジャコウソウは見たことがあるが、だいぶ雰囲気が違う。
クロバナヒキオコシ(シソ科)
つぎは濃い紫色の小さな花。
これもシソ科を手掛かりに名前にたどり着いた。ヤマハッカの仲間だ。
唇形弁の形が面白い。
白い花のヒキオコシは延命草の別名があり腹痛などに効くそうだ。
ミヤマママコナ(ゴマノハグサ科)
これはシソ科の花に間違いやすいがゴマノハグサ科のほうだろうと調べたらミヤマママコナだった。
まだママコナも見たことがない。
半寄生植物だそうだが、そんな雰囲気は感じられなかった。