ヒメジョオン(キク科)
6月に入ってヒメジョオンが咲き始めた。
ハルジオン(キク科)
春ごろにこういう花が咲いているとハルジオンで間違いないが、
今は同じような花の両方が見られるのでどちらなのか迷う。
おおざっぱに言うとヒメジョオンのほうが背が高くなる。
ハルジオンの葉は茎につくあたりに張りがあり茎を抱くようにもなる。
ハルジオンは春紫菀であり、張るジオンでもある。
ヒメジョオンの方は大きな鋸歯があり、茎につくあたりは細くなっているので茎を抱くことがない。
またハルジオンはつぼみの頃おじぎをしたように花序がうなだれヒメジョオンはそうでもない。
ハルジオンは茎が中空でヒメジョオンは中実などが区別点だともいう。
花そのものを見るとハルジオンの舌状花の花弁は細い。
そのかわり数は多くて、ざっと数えると200近くもついているようだ。
対してヒメジョオンのほうは舌状花の一つ一つがしっかりしている。
したがって数も100個以下ぐらいしかない。
自然は緑です、万緑デす・・といっていた。
たとえ白い花、紫のあやめ、尾瀬に咲くミズバショウ
花すべては、バックの緑が引き立てている・・・と。
さまざまな色の花にさまざまな生き物が来ますが、それを支えているのは葉の緑。
自然は緑といわれる所以でしょう。
私もまさに昨日、道沿いで一株だけ生えて咲いていたのを見て、
どっちだっけ、と思ったところでした。
おーちゃんの記事を拝見しながら再確認。ヒメジョオンでした。
お隣の空き地に咲いていたハルジオンはすっかり終わり、しょぼんとした
綿毛が少し残るだけになりました。これからはヒメジョオンたちの季節ですね。
あらためて両方の花を拝見して、ハルジオンの柔らかそうな感じがとてもよく
分かりました。花弁数も確かにかなり違いますね。
ジョオンは なまった?のでしょうか・・・
もう少し前には 少しピンクがかったハルジオンが良く見られました。
確かに、蕾は下に垂れていますね。どちらかと言えば
こちらの方が可愛い感じがしますから ヒメかな?と勘違いしそうです。
今は やはりヒメジオンの方が 道端でも何処にでもかなり繁茂していますね。
両方あることと、見た目の違いがあることも分かるようになりましたが、
どちらが どっちの名前かは間違いそうです。
春に先駆けて咲く方を「ハル」!と記憶することにしましょう。
ヒメジョオンとハルジオンの葉のありかたで
こんなにはっきりと違いが分かるんですね。
ありがとうございました
お姫さまにはとげがあるとおぼえます。
ハルちゃんとヒメちゃん、ちょうど今が紛らわしい時期ですね。
うちの近所ではまだまだハルジオンも頑張っているのですよ。
ヒメジョオンの花はしっかりしているのに、ハルジオンはか細くて種が出来るのか心配になるほどです。
でもお隣の空き地には綿毛が出来ているのですね。
いちおう漢字としては女苑とされているので、ジでなくジョになった経緯は不明です。
植物の名前でヒメとついても必ずしも小さくないのも悩ましいですね。
春に咲くのがハルジオン、そして顔を見せるのが遅い深窓のヒメでしょうか。
ようやくハルジオンとヒメジョオンの区別が分かるようになりました。
ほかにも花の咲く時期に根生葉があるかどうかも区別点らしいです。
お姫様にはトゲがあるというのは面白いですね。