横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

トチノキ

2008-05-10 08:47:16 | 近所

トチノキ(トチノキ科)
少し前に見た光景。
トチノキの大きな冬芽から柔らかな葉が展開し始めたところだ。


葉がしっかり開くと葉腋から花序が伸びる。


そして4枚の花弁が開いてオシベが出始める。


全部咲くと、大きな円錐花序になる。
(追記:これ以下は別の場所の木で、セイヨウトチノキかもしれない)


そのころには花弁の基部に紅をさしたようになる。
多くの雄花と少しの両性花があるらしいが、下から見てもよく分からない。


雄花が落ちると実が出来はじめたのが見える。
夏の終わりにはゴルフボールぐらいの実が落ち、トチ餅などで食べられる。


ベニバナトチノキ(トチノキ科)
近所の中原街道のトチノキ並木の中で見られたベニバナトチノキは、
セイヨウトチノキ(マロニエ)とアメリカトチノキの交配種だそうだ。


街路樹や庭木としてときたま見かける。