横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

これも桐

2008-05-07 07:47:02 | 近所

大きな木に花がいっぱいで、遠めには桜が満開かと思える。


シナアブラギリ(トウダイグサ科)
近づいてみると桜よりずっと大きく姿も違う花だ。
シナアブラギリを漢字で書くと支那油桐で、実から桐油が採れるからだという。
アブラギリより花も実も大きいので、オオアブラギリとも呼ばれる。


枝先の円錐花序にたくさんの花がつくが、雄花が多い。


真ん中のは雌花のようだ。


アオギリ、イイギリ、ハリギリなどキリの名前がついていても、
どれもキリ(桐)とは違う科のものだ。


キリ(ゴマノハグサ科)
桐は葉を展開する前に、このような紫・ピンク系統の花をつけている。


落ちていた花を眺めると、トキワハゼなどが仲間のゴマノハグサ科らしい姿をしている。