横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

来年は戌年

2005-08-26 20:36:30 | 近所



イヌキクイモ(キク科)

今日は、二人の方がイヌホオズキを取り上げておられた。
植物の名前で、イヌがつくのは役に立たないという意味が込められていることが多い。

キクイモの地下には大きな芋が出来るのに、帰化植物のイヌキクイモは芋が大きくならないので、こう呼ばれたらしい。
近所でもところどころで繁殖している。


九月に近づいて、目立ってきたのがオオイヌタデだ。
イヌタデは赤まんまとも呼ばれる。タデの花そのものが「蓼食う虫も好き好き」といわれるほどだが、何か効用があるのだろうか。
タデ科の蕎麦や藍に比べても、イヌタデが役立たずということか。
オオイヌタデはそれのもっと大型だ。
薄紅色の花穂や赤味を帯びる茎は面白い。

オオイヌタデ(タデ科)




八月24日の花 (後編)

2005-08-26 11:19:54 | 近所
前編より続く。



ハナトラノオ(シソ科)
バス通りでも、たくましく咲き誇る。


ブーゲンビリア(オシロイバナ科)
カラフルなのは苞で、そこから小さい花が突き出ている。


ペチュニア(ナス科)
下の黄色いのは、ツメキリソウ(スベリヒユ科)


ペンタス(アカネ科)
クチナシもヘクソカズラもアカネ科。それぞれの個性がある。
左側に見えるのは、ハツユキカズラ(キョウチクトウ科)


ポーチュラカ(スベリヒユ科)別名:ハナスベリヒユ
ツメキリソウの仲間だが、葉がヘラ状だ。
右の青い花は分からない。


ランタナ(クマツヅラ科)
長く咲き続け、花色も変化していくので面白い。


アジサイ隅田の花火(ユキノシタ科)
8月19日と22日に、八月に咲くアジサイとして出したが、品種名が分からなかった。
今回歩いている途中3ヶ所で見ることができ、あるお宅でガクアジサイ・隅田の花火と教えてもらった。
6月ごろはきれいな形だが、いまごろ咲くとこんな姿になるそうだ。

 
この花の名前は、分からない。と書いたが、ポージィさんに教えていただいた。
ヤナギハナガサ(クマツヅラ科)別名:三尺バーベナ
南米からの帰化植物らしい。


 
この左側の花の名前もわからない。
右側はバーベナ(クマツヅラ科)かもしれない。

たった数キロの道で、全てを撮ったわけでもないのに、多くの種類の花が咲いているものだ。
主として住宅街を通ったので園芸種が多いが、畑のあぜ、野原、堤防や林に向かえばさらに雑多な種類が見られる。