こんばんわ。
今回ご紹介するのは「A2Z」(著:山田詠美)です。
「エイ・トゥ・ズィ」と読みます。
‐‐‐‐‐内容‐‐‐‐‐
文芸編集者・夏美は、年下の郵便局員・成生と恋に落ちた。
同業者の夫・一浩は、恋人の存在を打ち明ける。
恋と結婚、仕事への情熱。
あるべき男女関係をぶち壊しているように思われるかもしれないが、今の私たちには、これが形。
AからZまでの26文字にこめられた、大人の恋のすべて。
読売文学賞受賞作。
‐‐‐‐‐感想‐‐‐‐‐
夏美と一浩は夫婦なのだが、どちらも恋人がいる。
夏美には「成生」、一浩には「冬子」という存在があり、夫婦で過ごす時間より恋人とすごす時間のほうが長い。
公認の不倫ということになるのでしょうか…。
夏美と一浩の関係は冷めているようで冷めてなく、のらりくらりとした感じです。
そのため離婚という事態にはならないのがこの小説の特徴でしょうか。
しかし、結婚相手に恋人がいるとわかったときの気持ちとはどんなものなのでしょうか。
この小説ではわりと落ち着いてますが、実際には修羅場になりそうな気が…
また、そういった環境でも壊れない夏美と一浩の関係は正直よくわかりません。
心の奥底では互いが互いを必要としているということでしょうか。
あと、興味深い文をご紹介。
「子供の頃に考えていた35歳は、そりゃあ年寄だったかもしれないが、35歳になって思う35歳は、まだまだ子供だ。」
私は今22歳なのですが、小学生の頃は22歳といったらものすごく大人なイメージでした。
まして35歳なんて想像も出来ませんでした。
22歳というのは私にとって思い入れのある年齢で、人生で最も輝く年齢だと思っています。
16歳くらいのときから22歳を意識していました。
が、実際になってみると、まだまだ力が足りないと痛感してます。
35歳になったときどう思うのだろう…。
やはり力不足だと思うのだろうか。
13年先のことだし、今は考えないでおきましょう(笑)
A2Z、そういった人生のことも含め色々考えさせられました。
夫婦どちらも恋人がいるというのが、現実離れしている感じで衝撃でした。
山田詠美さんはこういう小説書くのが上手いなと思います。
次は「晩年の子供」を読もうと思います。
それではまた。
※図書レビュー館を見る方はこちらをどうぞ。
今回ご紹介するのは「A2Z」(著:山田詠美)です。
「エイ・トゥ・ズィ」と読みます。
‐‐‐‐‐内容‐‐‐‐‐
文芸編集者・夏美は、年下の郵便局員・成生と恋に落ちた。
同業者の夫・一浩は、恋人の存在を打ち明ける。
恋と結婚、仕事への情熱。
あるべき男女関係をぶち壊しているように思われるかもしれないが、今の私たちには、これが形。
AからZまでの26文字にこめられた、大人の恋のすべて。
読売文学賞受賞作。
‐‐‐‐‐感想‐‐‐‐‐
夏美と一浩は夫婦なのだが、どちらも恋人がいる。
夏美には「成生」、一浩には「冬子」という存在があり、夫婦で過ごす時間より恋人とすごす時間のほうが長い。
公認の不倫ということになるのでしょうか…。
夏美と一浩の関係は冷めているようで冷めてなく、のらりくらりとした感じです。
そのため離婚という事態にはならないのがこの小説の特徴でしょうか。
しかし、結婚相手に恋人がいるとわかったときの気持ちとはどんなものなのでしょうか。
この小説ではわりと落ち着いてますが、実際には修羅場になりそうな気が…
また、そういった環境でも壊れない夏美と一浩の関係は正直よくわかりません。
心の奥底では互いが互いを必要としているということでしょうか。
あと、興味深い文をご紹介。
「子供の頃に考えていた35歳は、そりゃあ年寄だったかもしれないが、35歳になって思う35歳は、まだまだ子供だ。」
私は今22歳なのですが、小学生の頃は22歳といったらものすごく大人なイメージでした。
まして35歳なんて想像も出来ませんでした。
22歳というのは私にとって思い入れのある年齢で、人生で最も輝く年齢だと思っています。
16歳くらいのときから22歳を意識していました。
が、実際になってみると、まだまだ力が足りないと痛感してます。
35歳になったときどう思うのだろう…。
やはり力不足だと思うのだろうか。
13年先のことだし、今は考えないでおきましょう(笑)
A2Z、そういった人生のことも含め色々考えさせられました。
夫婦どちらも恋人がいるというのが、現実離れしている感じで衝撃でした。
山田詠美さんはこういう小説書くのが上手いなと思います。
次は「晩年の子供」を読もうと思います。
それではまた。
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思い入れがあるのは、22歳で花開く方が多いからです。
仲間由紀恵や浜崎あゆみなどは22歳のときに芸能界を席巻していました。
高校のときにそういうのを見てきたので22歳に思い入れがあるのです。
その歳になってみると、まだまだ未熟なのを実感しています(笑)
思い入れのある年齢なのですね。仕事も恋愛も人生これから・・・と言う感じで、うらやましいなぁ~
私の場合は、人生これから・・・と言う時期を過ぎましたが(笑)、独身時代とは違う幸せを感じながら、日々を送っています
何歳になっても学ぶことは多いです。常に向上心を持って、輝いていたいですね
息子の名前は秀美!
これはまさに、僕は勉強が出来ないの時田秀美君ですね!
思わぬ形でリンクしていて面白かったです。
秀美君は登場しませんでしたが、この先どこかでリンクするかも知れませんね。
わたしは高校生の頃読みましたが
やっぱり山田詠美先生の小説は、カッコヨイなぁ
と思った事を覚えています。
本当に、この夫婦は特殊ですよね!
それに、夏見が恋する若い男性も、素敵過ぎると言うか(笑)
みんながみんな、洗練されていて素敵な人たちばかり登場するカッコイイ小説だと思います。
でもAからZ。。。たった26文字にすべてがある!なんて、面白いですよね☆
それにわたしも、まだまだぜんぜん子供です。
たぶんずっと、そうだと思うので、詠美先生の本には何か共感できるというか☆好きなのです。
Ps.ぼくは勉強ができない。。。とのつながり、わかりました?(笑)