東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

我家前の畑にジャガイモの種芋を植え付け

2017年03月16日 | 野菜:芋類

 先日に続いてジャガイモの種芋(メークイン)を植え付けました。先日植え付けたジャガイモは、友達と楽しく芋掘りして食べる親睦用です。今回植え付けたのは、我家で食べるジャガイモです。また、東京の家内に送るためのジャガイモです。6月頃には収穫できると思います。

  耕耘機で畝を耕す      種芋を等間隔で置く    芋と芋の間に施肥
  

 いつものように、耕耘機でジャガイモを植える畑を耕しました。そして、平クワで種芋を植え付ける溝を作りました。次に、種芋を等間隔(3040cm)で溝に置きました。続いて、種芋と種芋の間に肥料を置いていきました。今回施肥した肥料は鶏糞を発酵させた肥料です。

           施肥後、レーキを使って種芋の上に土を被せる


 最後に、種芋や肥料の上に土を被せ、レーキで軽く押さえて植え付け完了です。今後は二度ばかり土寄せをする必要があります。土寄せしないと、できた芋が土の表面に出て緑化します。緑化した芋は毒の成分があるため食べることができません。収穫する6月は梅雨の時期と重なるため汗水たらしての収穫となります。でも、自分で栽培した美味しいジャガイモが食べることができるのです。ありがたいことです。

    厚さ5cm程度土を被せる        植え付け完了のジャガイモ畑 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田布施町郷土館 佐藤栄作元宰相 映像展示会の準備

2017年03月15日 | ふるさと

 田布施町郷土館の特別企画展の準備をしました。これまで郷土館では、岸佐藤両元宰相に関わる展示会をしてきましたがすべては画像パネルを使った展示会でした。昨今両元宰相のことを知っている世代が少なくなりつつあります。そのため、若い世代にも知っていただくよう郷土館に保管されているビデオ(VHS)を皆さんに見ていただくことにしました。画像パネルとは違った理解が深まると思います。

 外看板にポスター貼る     映像サンプルを掲示    掲示内容を確認
  

 まずは、郷土館の外看板二ヶ所にポスターを張りました。続いて、館内に入って掲示ボードを5枚持ち込んでセッティングしました。そして、そのボードに映像サンプル画像と説明紙を貼りました。たくさんある映像の中から、代表的な15本のVHSビデオを見ていただくことにしました。例えば、タイトル「佐藤栄作の生涯」や「佐藤栄作お国入り」があります。

        映像を見るための、VHS再生装置と液晶テレビ


 画像パネルと異なり、映像は複数の方が別々に鑑賞することができません。そのため、もう一台のVHS再生装置と液晶テレビを設けました。ただ、音が入るといけないので、もう一台にはヘッドホンを付けました。また、人が使ったヘッドホンを使用することに抵抗がある方のため消毒綿を置きました。

    代表的な映像15本         二台目のVHS再生装置と液晶テレビ
 

 午前中に映像展示会の準備が終わりました。ところが、午後になって、広報でこの映像展示会を知った方が見えました。明日からの披露なのですが、明日また来ていただくのは忍びないので、最初のお客様として映像を見ていただきました。その方は佐藤栄作元宰相が生まれた近くに住んでおられる方でした。佐藤栄作元宰相を良く知っておられる方ではないかと思います。

 佐藤栄作後半生の映像    佐藤栄作前半生の映像    映像展示会の全体  
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の種まき用の鞍掛豆(通称:パンダ豆)を収穫

2017年03月14日 | 野菜:豆類ほか

 毎年のように鞍掛豆(通称;パンダ豆)を収穫してはみんなで食べます。その時、次年に種まきする豆だけは畑に残しておきます。今年は、その豆を収穫することをすっかり忘れていました。今回、慌ててその鞍掛豆を収穫しました。この豆を収穫しないと、種まきができなくなりますので。

 畑に残された鞍掛豆     しごいてさや取り    しごいたさやを集める
    

 鞍掛豆を栽培した畑に行くと、茎やさやがわずかに残っていました。最初、残った茎からさやをしごいて取ることにしました。そのうち、さやだけ取るには時間ばかりかかることに気が付きました。そこで茎ごと抜いて我家に持ち帰って、まとめてさやから豆を取ることにしました。

        一輪車に乗せて我が家に持ち帰った鞍掛豆のさやや茎


 さやの一つを割ってみると、豆が二つ三つ入っていました。畑に長く置きすぎたので一部の豆は傷んでいました。傷んでいない豆は通称パンダ豆のとおり、白い部分と黒い部分かくっきり分かれていました。種まきに使えそうです。

     さやの一つを割ってみる       白黒がくっきり鞍掛豆
 

 我が家に持ち帰ると、シートの上に茎やさやを置きました。そして、長い棒でたたきました。何度も叩いているとさやから豆がどんどん外れます。叩きすぎて何個かの豆が飛んでいきました。次にさやや茎などの大きめのゴミを取りました。そして、細かなゴミを取り除くため唐箕を使いました。ハンドルを回して豆とゴミをより分けました。

 長い棒で茎などを叩く    さやから外れた豆     唐箕で豆とゴミを選別
     

 唐箕でゴミと豆を選別すると、最後の選別が待っています。それは、割れたリ,傷んだり,カビが生えたリ,変色したりした豆を手で摘んで取り除くのです。豆をじっくりと見ながらかき回して選びます。こうして、今年の種まき用の鞍掛豆を採種しました。この夏までに種まきをしようと思います。

        最後に手で摘んで選別した今年の種まき用鞍掛豆

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あちこちで春の花が咲き始める

2017年03月13日 | 花,野草

 このところ、晴れの日にはコートがいらないほど温かくなりました。畑や山を散策すると、春が来ていることを実感します。一番実感するのは花です。春になると花があちこちで咲くようになります。今よく咲いているのは梅です。次に、私の大好きなボケがよく咲いています。

  綺麗に咲いたボケ     木全体に咲く梅      ピンクの梅も咲く
  

 そして、ツバキの仲間でしょうか、白赤のまだらの花が元気に咲いています。さらに、アヤメの仲間でしょうか、青い可憐な花を咲かせています。アヤメは梅雨の時期に咲くように思っていますが、早春の今咲くアヤメもあるのですね。私は花の名前をあまり知りませんが、我家の草木がいつ咲くのかは体感的に知っています。

     ツバキの白赤まだら花           今咲いているアヤメ
 

 私が子供の頃、春になるとは田んぼのあちこちで菜の花が咲いていました。田んぼ全体が絨毯のように黄色くなるのです。かつて、この菜の花から菜種油を取っていたのです。花が咲いた後、枯れた菜の花を刈りました。そして、筵の上で叩いて種を取っていました。今そのような光景を見ることが無くなりました。思ったのですが、菜の花畑を復活して菜種油を搾る体験を子供達にさせるのもよいかも知れません。

       綺麗にさいた菜の花、この種を蒸して絞れば菜種油を取れる

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャガイモの種芋を植え付け、ノビルの採取

2017年03月12日 | 野菜:芋類

 午前中は田布施町少年少女発明クラブの閉校式でした。20分位でしょうか、私は一年間の子供達の活動の様子を画像や映像を使って説明しました。教育長,校長先生,保護者など、大勢の前でお話をしたのは久しぶりのことです。すべてアドリブだったこともあり、少し早口になってしまったのではないかと思います。

   ジャガイモを植える畑(耕耘前)        耕耘機で畑を耕耘
 

 さて、同じ日の午後はジャガイモの種芋を植え付けました。植え付けた場所は、高塔公会堂近くの畑です。毎年サツマイモを植えている場所です。今年は、道路側の一畝をジャガイモ用にして、残り三畝をサツマイモ用にしようと思います。まずは、耕耘機を我家の倉庫からこの畑に運びました。

        ジャガイモとサツマイモを植え付ける畑の耕耘完了


 耕耘を完了した頃にEさんが、続いてM君がやって来ました。畑の耕耘作業は私が済ませておいたので、残っているのはジャガイモの種芋を植え付ける作業だけです。コーヒーなどを飲みながら畑にシートを広げて座りました。春らしいポカポカ陽気を浴びながら楽しい話題で談笑しました。

         談笑が終わるとジャガイモの植え付け開始


 30分位談笑した後、ジャガイモの種芋を植え付けました。M君が畝の溝に約30cmの間隔で種芋を置いていきました。その後に続くように、私は種芋と種芋の間に肥料を置いていきました。この頃、N君が手伝いにやって来ました。これからどんどん温かくなるため、3週間後頃には芽が出るのではないかと思います。その後、2回程度の土寄せと施肥をします。そして、6月には美味しいジャガイモが収穫できる見込みです。

  種芋の植え付け終わり    種芋に土を被せる    たくさんのノビルを採取
  

 ジャガイモの種芋植え付けが終わった頃、道路脇の斜面に大量のノビルが生えていることに気が付きました。ジャガイモの植え付けから、ノビルの採取となりました。採取したノビルの白く丸い根を食べてみました。噛んでしばらくすると、軽いタマネギ臭が口内にこみ上げてきました。味噌に付けて食べても良し、炒めても良しの野生の野菜です。

             道路脇の斜面に生えるノビルを採取

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足踏み紡ぎ器を使って毛糸を紡ぐも、未だ操作慣れず

2017年03月11日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色



 羊毛を紡いでいますが、最初の頃はスピンドルで紡いでいました。その頃は仕事が忙しいせいもあって、片手間に紡いでいました。そのため、スピンドルいっぱいに捲くのに一ヶ月位かかっていました。この調子では、織ることができる量を紡ぐまでに何ヶ月かかるか見当もつきません。極力手作業で紡いだ毛糸を使いたいと思っています。そのため、毛糸を買うのだけは止めようと思います。


  脱脂洗浄した羊の毛      カードで漉く       紡ぐ前の羊の毛
  

 効率時に紡ぐため、スピンドルの次に糸車を使い、その次に足踏み紡ぎ器を手に入れて練習しています。しかしながら、なかなか慣れません。10年位前に使った足踏み紡ぎ器の感覚をすっかり忘れていました。一番慣れないのは、カードで漉いた羊の毛を少しずつ繰り出すことです。毛の長さが不均一だからではないかと思います。特に短い毛が多く混入しているため、繰り出しがうまくいかないのではと思っています。

         なかなか慣れない、毛糸を紡ぐための足踏み紡ぎ器


 この春も毛刈りした羊の毛を入手しようと思います。なるべく長い毛だけを選別して脱脂洗浄しようと思います。しかし、羊毛用に飼われた羊ではないこと、そして毛刈りするのは慣れない高校生です。そのため、長短の毛が混じるのは仕方ありません。そのため、長短の毛が混じっていても紡ぐことができるテクニックを身に着けた方が手っ取り早いかもしれません。たかが紡ぎですが、もっと若いころに技術を磨いていれば良かったのにと思う今日この頃です。

    紡いでいる途中の羊の毛       ボビンに巻き付けた羊の毛
 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伐採した楢の木に、しいたけ菌を植菌

2017年03月10日 | 野菜:豆類ほか

 先日、しいたけ栽培用の楢の木を伐採して農作業小屋まで運びました。今回、その楢の木にしいたけ菌を植菌しました。座ったり立ったりのなかなかきつい作業です。まず始めに、植菌する穴の位置を決めます。楢の木の外周を測り、4cm間隔でチョークで印をつけます。

 外周を巻き尺で測定   外周を4cm間隔でマーキング    円柱にマーキング
  

 外周に4cm間隔のマーキングをした後、円柱方向に20cm間隔でマーキングします。円柱方向にマーキングした位置に専用の道具で穴を開けていきます。4cm x 20cm =80平方cmに一つの穴を開ける勘定になります。しいたけ菌は野生のしいたけより弱いため、なるべく多くの菌を植え付ける必要があります。植え付ける菌が少ないと野生のしいたけに負けてしまうことがあるのです。

  穴あけ専用の金槌      電気ドリルで穴あけ      菌を植える穴
  

 穴を開ける方法は2種類あります。一つは穴あけ専用金槌です。この金槌を強く打ちつけることによって穴が空きます。二つ目は電気ドリルに専用の穴あけビットを取り付けて穴を開けます。電気ドリルは効率的で便利ですが、電気のない山の中では使えません。

        電気ドリルに専用のビットを取り付けて穴を開ける


 穴を開け終わると、いよいよしいたけ菌を植え付けます。しいたけ菌がほどよく繁殖したコマを穴に打ち込みます。コマは園芸店などで購入します。コマはしいたけ菌が繁殖しているため白色をしています。コマを穴の入口に少し押入れて、金槌で叩いて穴の中に押し込むのです。すべての穴にコマを打ち込めば、しいたけ菌の植菌作業は終わりです。

しいたけ菌が繁殖したコマ   金槌でコマを打ち込む   打ち込まれたコマ
  

 長さの90cmの楢の木に数十個の穴を開けます。そして、そのすべての穴にコマを打ち込みます。菌を植え付ける楢の木を運んだり、穴をあけたり、コマを打ち込んだり、楢の木を回したり、コマを打ち込み終わった楢の木を寝かす場所に運んだりと、疲れる作業の連続です。

            植菌作業、コマをすべての穴に打ち込む


 コマを打ち込み終わると、コマが入っていない穴が残っていないか調べます。すべての穴に菌が打ち込まれていることを確認すると、その木は約一年間寝かせます。寝かせる場所は適度に雨が振り込み、木漏れ日があたる日陰で湿った場所です。その場所に木を運んで交互に重ねるようにして寝かせました。そして、風や雨を通すシートを被せました。これで今回の作業は終わりです。腰が痛くてたまりません。体にこたえます。

 すべての穴にコマを入れたことを確認     交互に重ね、この上にシートを被覆
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

だいぶ育った小麦、一部を青刈り

2017年03月09日 | 麦,穀類,雑穀

 去年の秋に小麦を種をまきました。それから4ヶ月、肥料を施したり麦踏みをする時間がなかったので心配しました。しかし、残存肥料だけでなんとか小麦は育っています。ただ、肥料を施さなかった影響がくっきりと麦畑に出ていました。一目でそれが分かります。

            小麦の葉色によって分かる肥料分


 小麦の生育の良否を見てみました。肥料分が少ない場所の小麦は葉色が薄いです。また、背丈,葉の数や幅,そして株が少ないです。それに対して適正肥料の小麦は葉の色が濃く、株がほどよく分げつしています。この生育の差は、収穫量に直結します。ただ肥料が多すぎると繁茂しすぎて倒れやすくなります。つまり軟弱に育ちます。10年ほど前のことでしょうか、無肥料にしたり過剰に施肥したりして肥料の効果を調査したことがあります。ほど良く肥料を施すことはなかなか難しいのです。

    肥料分が少ない場所の小麦          適正肥料の小麦
 

 今回、一部の小麦を刈り取りました。刈り取った場所はジャガイモを植え付けたリサツマイモの苗を植えたりする場所です。植え付ける前に何度か耕しますので、あらかじめ小麦を刈り取って一種の緑肥にします。すぐにでも植え付けなければならないのは時期的に遅れているジャガイモの種芋です。

         ジャガイモやサツマイモを育てる場所の小麦を青刈り


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柳井市 伊保庄ウォーキング再下見(2/2)

2017年03月08日 | 歴史探訪他ウォーキング

 専称寺を出ると、人麻呂神社に向かいました。この頃になると大雨になってきました。それまで合羽の上着だけを着ていましたが、たまらずズボンを履きました。人麻呂神社に着いた頃、時間的にはお昼でした。そのため、雨風や雨だれの音を聴きながら本堂前に座って昼食休憩をしました。

 休憩した人麻呂神社     山の隙間から見えた海    屏風岩に到着
  

 雨宿りしていると雨が少し緩んだため、人麻呂神社を出発しました。次に前回の下見で分からなかった天満宮を探すことにしました。下り坂の道を歩いているとT字路に着きました。平生町宇佐木方面へ行く道とは反対側の道を降りました。しばらく歩いていると、右下に大きな岩とその岩の上に安置された祠を見つけました。

         すっぱり切れた屏風岩とその上に安置された祠


 その大岩を目指して畑道を降りました。岩の上に安置された祠には「天保十二年」と刻まれていました。今から176年前の江戸時代後期(1841年)です。その頃にはすでに祠があったことになります。当時の人にとっては神々しい大岩だったのでしょう。今でも不思議な威圧感がある大岩です。さらにその岩にまといつくように松が生えているのです。盆栽の松をそのまま大きくしたような光景です。

    金毘羅社跡、荒神様跡とも          天満宮の石鳥居
 

 屏風岩を出ると次に天満宮を探すことにしました。この天満宮を探すのはとても難儀でした。天満宮を探して山に分け入ると、なんと金毘羅社跡を発見してしまいました。社名板の裏に、ヤモリが何匹も群れて団子のようになっていました。どうしても天満宮を探すことができず、いったん山を下りて何軒かあたってみました。すると、ある方が天満宮の場所を教えてくれました。なんでも参道でイノシシに襲われて怪我をした方がいたそうです。そのため、天満宮には行かないようにしているとのこと。そこをなんとか教えていただきました。

            ひっそりと鎮座していた天満宮


 その頃、A君がやってきました。そこで、私を先頭に3人でイノシシを気にしながら天満宮に向かいました。そして、天満宮に無事着きました。これで本番ウォーキングで行く予定のすべての史跡を探し当てることができました。天満宮を降りると、近くに停めたA君の車に乗ってユメタウン柳井に戻りました。今回の再下見も雨に降られて往生しました。しかし、不明だった史跡を見つけることができてほっとしました。お疲れさまでした。

        再下見ウォーキングした伊保庄小田地区周辺のコース


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

畑脇一列にカンナを移植

2017年03月07日 | 花,野草

 東京から持って帰った赤色のカンナ、だいぶ増えて我家前の畑では手狭になりました。そのため、球根を掘り上げて分球して畑の脇一列に植え替えることにしました。舗装道路に沿った列です。この場所に、かつてはコスモスの種でも蒔こうと思ったことがあります。しかし、毎年種をまくのは大変です。越冬する球根ならば手間がかかりません。何十年も枯れず、毎年花を咲かせる代表的な球根がカンナです。

 掘り上げたカンナの球根   分球後一輪車で運搬   去年試しに植えたカンナ
  


 カンナで思いだすのはオリンピックカンナです。50年位前の昭和39(1964)に東京オリンピックがありました。その時、国道188号線沿いにカンナを植えたことがありました。小学校総出で、各自クワをもってきて球根を植えたのです。そのカンナは今でも花を咲かせています。ただし、50年の間に道路幅拡張工事のためずいぶんと埋められました。そのため、花を咲かせているのはごくわずかです。道路拡張工事されなかった場所ではいまだに花を咲かせています。それだけ強いのでしょう。

    〇は去年試しに植えたカンナ、は今回植え付けたカンナ


 去年試しに球根を一つだけ道沿いに植えてみました。すると、なんとか花を咲かせてくれました。つまり育つことが分かりました。そのため、今回道沿い全面一列に植え付けてみる事にしました。ただ、地面が硬い場所で車が行き交う場所なので、見ごたえがある花列になるまでには数年かかると思います。カンナが増えれば除草対策にもなるかも知れません。なお、カンナの球根は、飢餓時には加工すれば食べられそうです。実際、食用のカンナがあるくらいですから。

    クワで植穴を深く掘る          球根を植穴に置いて土で被覆
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上関町 朝鮮通信使講座 第3回目に出席

2017年03月06日 | ふるさと

 上関町の朝鮮通信使講座第1回目に続いて、第3回目に行ってきました。第2回目は仕事の都合で行けなかったのは残念でした。今回講座を担当された広島大学客員教授は、広島を中心とする瀬戸内海の観光に詳しい方のようでした。今回行った第3回目は、私の解釈では「朝鮮通信使を、どのように今の上関町の観光に生かすか。」だったように思いました。

          朝鮮通信使と瀬戸内海について解説される先生


 上関町以外にも瀬戸内海で朝鮮通信使を迎えた町があります。その町の試みについての事例説明もありました。ところで、田布施町は朝鮮通信使との関りを示す記録がありません。しかし、朝鮮通信来航時には麻郷米出にあった上関宰判勘場が何らかの役割をしていたのではないかと思います。

  朝鮮通信使パネルを見ている方々     朝鮮通信使に出していた豪華な食事
 

 江戸時代に馬島は上関に含まれていました。そして、朝鮮貿易を認められていた対馬藩の宗家に取り入って貿易をしていたとの記録があります。おそらく、宗家の従者と偽って釜山の倭館で貿易に関わっていたのでしょう。例えば、柳井縞を別名で取り扱っていたとの記録があったように思います。倭館は、ヨーロッパと貿易していた長崎の出島のようにも思えます。

       朝鮮通信使が乗っていた船の陣形などに関わるパネル

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柳井市 伊保庄ウォーキング再下見(1/2)

2017年03月05日 | 歴史探訪他ウォーキング

 前回の下見ウォーキングは、途中から雨が降ったためすべての予定コースを歩くことができませんでした。そのため、再度下見ウォーキングすることにしました。再下見もやや不安な天候でした。しかし、すでに3月に入っているため、再下見日を伸ばすことができません。出発したのは、ユメタウン柳井の西沖割バス停です。1日の朝、9:30のバスに乗車しました。

  バス下車した赤石      楠地区の道を散策      楠庵の跡地
  

 10時前に赤石バス停に到着しました。このバス停近くにある赤石地蔵尊から、再下見ウォーキングのスタートです。本番ウォーキングでは赤石地蔵尊の次に厳島神社に寄りますが、今回は楠地区へ道を急ぎました。最初の目的地は楠庵です。しかし、行けども行けども、それらしき建物はありません。仕方なく、楠地区をだいぶ登った所にあった民家でお聞きしまた。

    楠地区の御旅所              常楽寺の入口門
 

 なんと、楠庵は傷んでしまったため解体したとのことでした。かつては公民館などの集会所として使われていたことも分かりました。その楠庵があった場所まで、逆戻りしました。さらに分かったことは、楠庵に安置されていたお地蔵様が阿弥陀堂に移されているとのことでした。

            小雨の中、やっと着いた常楽寺


 下見ウォーキングの時に見た阿弥陀堂の立派な金色のお地蔵様がそれなのです。本番ウォーキングの時には、楠庵跡に寄った後に阿弥陀堂に行くことに決めました。楠地区の上り坂をどんどん歩くと、眺めの良い御旅所がありました。加茂神社の御神輿が夏に来るそうです。

            不思議な建物の専称寺、小田地区の方が檀家


 この頃になると、小雨になってきました。今回も雨に降られました。ですが、ここまで山奥に来れば引き返すわけにはいきません。次に常楽寺に行きました。なかなか立派なお寺でした。寂しげな猫が一匹だけ、本堂前にいました。常楽寺の裏を回って、次の専称寺に行きました。これまた立派なお寺でした。ご住職がおられたため、19日のウォーキング時に再訪することをお伝えしました。

         再下見ウォーキングした伊保庄小田地区周辺のコース

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長ネギの植え付け、やぐらネギの植え替え

2017年03月04日 | 野菜:葉菜

 日が長くなり春が近づいてきているのが体感的に分かります。そのため、春の種まきなどの準備をしています。今回は、私が好きなネギの植え付けや植え替えをしました。そのために、まずは植え替えする畝の耕耘をしました。最初に耕耘機を使って丁寧に畑を耕しました。そして、クワを使って鞍型に畝を整形しました。

   クワを使って畝を鞍型に整形        穴あきマルチを敷く
 

 続いて、レーキを使って鞍型に整形した畝をさらに綺麗にしました。畝の形が綺麗に出来上がったところで穴あきマルチを敷きました。横に五つの穴が空いている黒マルチですが、四つだけ使うように敷きました。黒マルチは畝を温める効果と雑草を避ける効果があります。使い終わった後の撤去が面倒ですが、私は多用しています。

            敷いた黒マルチの両サイドに土寄せ


 黒マルチを畝に被覆すると、黒マルチが外れないように両サイドに土を寄せました。次にいよいよネギの苗を植え付ける作業に入りました。購入したネギは根深かネギですが、私は長ネギとして植え付けることにしました。根深かネギとして育てるためには、深い溝に苗を置くように植え付けます。その後の管理も大変です。私は普通の葉ネギとして育てようと思います。

      購入したネギ苗          一本一本丁寧に植え付け
 

 続いてやぐらネギの植え替えをしました。元々は近所の方にいただいたネギです。この地域では年中ネギと呼んでいます。普通のネギは種を蒔くか、株分けして増やします。しかし、このやぐらネギは春に頭頂部に新たな小ネギの株ができるのです。この頭頂部にできた小ネギを植え付けて増やすのです。不思議な増え方をするネギです。株分けして増やすこともできます。今回は春前ですので頭頂部にまだ小ネギができません。株を分けて植え付けました。5月頃には頭頂部に小ネギができると思います。

  やぐらネギを掘り出す    やぐらネギの苗    植え替えしたやぐらネギ
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柳井市 伊保庄周辺ウォーキングの下見(3/3)

2017年03月03日 | 歴史探訪他ウォーキング

 伊保庄の赤石を通っていると、阿弥陀堂への看板が立っていました。そのため、そのお堂がどこにあるのか探しに行きました。小さな川沿いの道をどんどん山に向かって行きました。しかし、行けども行けどお堂のような建物は見当たりません。不安になったので、たまたま通っていた軽トラックを運転されている方に聞きました。すると、そのお堂の場所を教えていただきました。ありがたいことです。史跡を訪ねる場合、地元の方に聞くのが一番手っ取り早いです。

 やっと見つけた阿弥陀堂   常楽寺への案内石柱    道端小高い場所にある祠
  

 阿弥陀堂は最近改築されたようです。不思議な形をしているお堂でした。お堂の床が台形をしているのです。場所に合わせて建築したようです。中に安置された仏様はとても立派で金色に輝いていました。元来た道を戻って、赤石地蔵尊(南陽第五番)に行きました。このお地蔵様は立像です。花が活けてあったり、ゴミやチリが無いように掃除してありました。地域の方から大切にされていることが良く分かります。

            赤石のお地蔵様(立像)とその建物


 赤石地蔵尊付近から雨が強くなってきました。そのため、予定していた専称寺,常楽寺,人麻呂神社などの山に向かうコースは省くことにしました。小雨の中をどんどん柳井市街に向けて歩きました。小田小学校の近くで、川沿いにある南陽第十六番のお堂を見つけました。ただ、何のお堂なのか記名されていないため分かりませんでした。

常楽寺,専称寺への案内板    小田小学校近くのお堂    不思議な石柱2本
  

 そのお堂の川向いにとても大きな石柱が2本立っていました。そして、その山側には地下貯水と思われる設備がありました。この石柱の山側には神社か何かがあるに違いありません。そこで、地図を取り出してみると、この石柱の山側に天満宮があるようです。しかし、近くは住宅地になっているため神社の参道には見えません。天満宮が廃されたか何かで参道が無くなって住宅地になったのでしょうか。謎です。

            小烏神社の鳥居、山に向かって長い長い階段


 この頃になると、さらに雨が激しくなってきました。そのため、私は合羽に着替えました。バスが走る広い道路を避けて旧道を通ることにしました。しばらく歩いていると小烏神社の鳥居とその隣に慈徳地蔵尊がありました。予定では、小烏神社本殿に向かう長い長い階段を登る予定でしたが、天候不良のため止めました。

  鳥居傍の慈徳地蔵尊    霊場十七番札所のお堂     ユメタウン柳井
  

 雨の中を柳井市街に向かってどんどん歩きました。途中、お堂や御旅所がありました。予定では土穂石川を上流に向かって歩き、田布路木橋近くの防陽霊場第四番札所を訪れることにしていました。しかし、雨が強いためコースを変更して新あさひ橋を通ってユメタウン柳井に向かいました。ユメタウン柳井に車を駐車していたFさんに郷土館まで乗せていただきました。Fさんありがとうございました。
 下見を終わりましたが、悪天候のため全てを回れませんでした。そのため、もう一度下見をしようと思っています。

    柳井市街~伊保庄黒島の史跡巡りウォーキングのコース(下見1)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乾燥中のこならの木、しいたけ栽培のほだ木用に切断

2017年03月02日 | 樹木,果樹

 12月にしいたけ栽培用にこならの木を伐採しました。今回、しいたけのほだ木にするため、その木を90cm間隔で切断して農作業小屋傍まで運びました。明るい林の中での作業でした。ここ数年木を伐採して続けているため林が明るくなりました。そのため、足元に小さな灌木や笹などがたくさん育って、作業のジャマをするのには閉口しました。事前に足元に生える灌木や笹を刈り取っておけばよかったです。

    90cm間隔にマーキング          太いこならの幹を切断
 

 こならの幹を切断する前に、幹に90cm間隔でチョークでマーキングしました。そして、そのマーキングのとおりにチェーンソーで幹を切りました。根元の太い幹はなかなか切れません。しかし、根元から枝になるにつれ幹が細くなります。すると、どんどん作業が進みます。ただ、切断する方向に注意する必要があります。間違えるとチェーンが切断面に挟まれてしまうことがあるのです。

ガイドから外れたチェーン  チェーンをガイドに戻す   ついでにガソリンを給油
  

 途中でチェーンソーの操作を誤ってしまったようです。変にねじったようでチェーンがガイドから外れるアクシデントがありました。こうなると農作業小屋に戻ってチェーンソーを直すしかありません。すぐ農作業小屋に戻り、チェーンを固定するネジを緩めてガイドにはめました。ついでにガソリンを給油し、再び山に戻って作業を続けました。

           90cm間隔で切断したこならの幹や枝 


 こならの幹や枝を90cm間隔に切断し終わると、今度はその幹や枝を農作業小屋近くに運搬しました。運搬と言っても、山の上から下の方に転がり落とすだけです。太い幹は重いので下の方まで転がり落ちます。しかし、細い幹や枝は途中で止まります。そんな時は、手で持っても降ろすのです。

  こならの幹を移動      ころがり落ちる幹     途中でひっかかる幹
  

 今回の作業で10本程度のしいたけ栽培用のほだ木を確保することができました。近日中にしいたけ菌を購入して植菌しようと思います。植菌してもすぐにはしいたけは収穫できるけではありません。順調にしいたけが育てば、1年半後の秋からしいたけを収穫できるはずです。いつものことですが、我家で食べる以上に収穫できるので友達などに差し上げようと思います。

       山から降ろしたこならの幹や枝、近日中にしいたけ菌を植菌

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする