植物由来の染料をいろいろと試しています。昔から使われている藍、紅花、タマネギの皮、そして山藍などを試してきました。今回、たまたま手にいれたインド藍と呼ばれる植物の種をまきました。普通の藍は、田んぼなどに雑草として生えているタデ科です。しかし、インド藍は文献で調べた限りではマメ科のようです。髪などを染めるヘナの材料に使われているとか。日本での栽培例は沖縄だけのようです。そのため、インドや沖縄のような熱帯でしか育たないのでしょう。ダメ元で種をまいてみました。
インド藍の種まきをする畝を耕耘
ところで、去年まで育てていた山藍は育てるのがとても難しいようです。去年うっかり、勢い余って草刈機で刈ってしまいました。以降、芽生えてくれません。どんな色に染まるのか、葉を使うのか、根を使うのか、茎を使うのか、はたまた皮を使うのか分からないまま枯れてしまいました。一度葉でやってみましたが染まりませんでした。葉ではないようです。いつかまた、山藍をいただきに行こうと思います。普通の畑では育たず、日陰で育てなければならないようです。
レーキで畝を均す 種まき幅を決める 種まき前に水やり
藍の種も小さいですが、マメ科にしてはインド藍の種も小さいです。50cm間隔で2粒づつ種まきをしてみました。どんな芽が出るのか、さっぱり分かりません。そのため、雑草の芽と間違えないように種まきした場所に竹杭を打っておきました。さて、ちゃんと芽生えるでしょうか。少なくとも葉が茂って種ができるまでに生育してくれれば、今年は御の字です。葉が少しでも収穫できれば、藍のように叩き染めできないか試してみようと思います。
とても小さなインド藍の種 種まきした場所に竹の杭
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