東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 東田布施方面の史跡巡りウォーキング(2/3)

2020年10月04日 | 歴史探訪他ウォーキング

 八坂神社から長合に降りると、田布施高等洋裁学院跡の横を歩きました。かつて田布施駅北側は田布施町内から続く一本の古道で通じていました。しかし、明治後期に山陽本線が田布施に敷設されると、古道は線路で遮断されてしまいました。遮断機があるとは言え、しばらくは町内から歩いて田布施高等洋裁学院に行くことができました。ところが、八坂神社の山脇を削ってできたバイパス道ができると、古道を通じた行き来ができなくなりました。

       土手のヒガンバナを見ながら専福寺に向かう


 長合をしばらく歩くと、徳吉稲荷神社に行きました。神社は標高30m位の山頂に鎮座しています。江戸時代創建のこの神社は最近使われていないようです。そのため、神社に通じる山道は荒れていました。倒れた竹を右左に避けながら山道を登りました。神社に着くと小休止しました。大きな鳥居が建っていましたが、朽ちているのか木片が鳥居の周りに散乱していました。数年後には倒壊するのではないかと思われます。

八坂神社から長合地区に  荒れた山道を登る    ようやく徳吉稲荷神社
  

 徳吉稲荷神社での小休止が終わると、別の下り道を降りました。この道が元々の参道ではないかと思われます。これまた荒れた山道でした。登りと同じように、左右に倒れた竹を避けながら下りました。しばらく下ると、視界が開けて明るくなりました。さらに下ると舗装道路に出ました。その舗装道路をどんどん歩いて、お地蔵様がお地蔵様が安置された道端に行きました。お地蔵様の横に座れるほど大きな石がありました。傍に小川が流れています。その昔、牛や馬も水を飲みながら休んだのではないかと思います。

   倒れた竹を避けながら下山     ヒガンバナの向こうに専福寺
 

 お地蔵様を見ながら立ったまま小休止すると、次の目的地である専福寺に向かいました。しかし、予定よりだいぶ遅れてしまいました。そのため、専福寺の第二奇兵隊史跡などを解説する時間が無くなってしまったのは残念でした。各史跡で私がつい長話をしてしまうため、どうしても時間が押してしまいます。専福寺の方にご挨拶すると、本堂内でお昼休憩することをお勧めいただきました。ありがとうございました。

     東田布施方面の史跡巡りウォーキングコース

コメント
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