東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

自粛の祇園牛頭天王社祭2020

2020年04月30日 | ふるさと



  毎年4月末の祇園牛頭天王社祭は賑やかに開催されます。去年、私は紙芝居を上演したり,段ボール織り・綿繰りなどのクラフトコーナーを担当しました。今年も同じようなメニューを考えていましたが、コロナ惨禍のためすべてが自粛となりました。
 しかし、神様だけはお迎えしなければと数人で高松八幡宮を行きました。そして、お供え物をお祓いするなどしていただきました。その後、祇園牛頭天王社に行ってお祓いされたお供え物などを奉納しました。午後は例年、麻里府の住吉神社祭がありますが今年は中止とのこと。いつまでの自粛でしょうか。先が見えないので困ったものです。

     高松八幡宮で祇園牛頭天王社のお供え物などのお祓い


 高松八幡宮を出ると、高塔地区にある祇園牛頭天王社にお供え物などを持って行きました。緩い坂道を登った場所にある祇園牛頭天王社の祠に着くと、祠前にお供え物を置きました。そして、来た方々と一緒に祠に向かって拝礼しました。

  高松八幡宮に到着    神主さんにお供え物   祠前にお供え
  

 続いて、今回のメインイベントである新一年生による植樹です。この植樹は、私の亡き父親など当時の高塔の中心メンバーが15年位前に始めたようです。50年位前の高塔は、30世帯位しか住民がいない寂しい地区でした。その後、団地ができるなどして今は200世帯以上に増えました。そこで、高塔で生まれた方々に故郷意識を持ってもらえるように、祇園牛頭天王社祭で植樹などのイベントを始めたようです。

     皆さんと一緒に拝礼       新一年生による植樹準備
 

 皆さんによる拝礼後、今年の新一年生3人に植樹してもらいました。背が40cm程度の小さな椿ですが、新一年生が成人した頃には大きく育っていると思います。歴代の新一年生が植樹した椿が、祇園牛頭天王社を取り囲むように育っています。ところで、祇園牛頭天王社の北側にクヌギやコナラがたくさん植えてあります。祭り前に伐採して新一年生にシイタケ菌を打ち込んでもらおうとの趣向でしたが、今だ幹が太らないのでまだ実行できないでいます。来年から実施できるかも知れません。

  今年の新一年生     新一年生と保護者    祭りと植樹が終了
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする