東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

数年ぶり、ニラの株分け作業

2020年04月23日 | 野菜:葉菜

 数年間ニラの株分けをしていませんでした。そのため、ニラの葉がだんだん細くなってきました。数年の間に株が混んで窮屈になったからだと思います。種を蒔いて育てるには時間がかかるため、今回は久しぶりに株分けすることにしました。株分け後、良い株だけを選んで、別の畑に植え替えることにしました。ニラの葉を収穫後、草刈機で雑草ごとニラの葉を全て刈り取りました。そして、クワを使ってニラの畝を掘り返した後、ニラの株だけを選別しました。

      選別したニラの大株を、小さな株に分ける


 ニラの根塊はアスパラガスの根に似ています。株分けしないと、毎年根が横に増えて株がどんどん混んでいきます。株一つ一つが吸収する栄養素が減り、かつ株に当たる太陽の光も減ってしまいます。結果として、ニラの葉が痩せて細くなります。そのため、ニラ農家では定期的に株分けしたり種をまいて更新するようです。

  最後のニラ収穫    刈り取る直前のニラ畑   ニラを掘り起こす
  

  ニラは4年前に株分けしたのが最後でした。今回ニラの株を掘り起こすと、4年間に増え続けた根がギュウギュウ詰めになっていました。その株を手でちぎるようにして株分けしました。一つの株に二つの芽が出るように分けました。今回は株分けするだけで植え替えする時間がありませんでした。一週間以内にニラ用の畝を作って、株分けしたニラを植えようと思います。その後、ちゃんと世話すれば長く幅広いニラを収穫できると思います。

   太い株を二つの株ごとに分割    株分け後のたくさんのニラの株
 

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