東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小麦畑に防鳥糸を張り巡らす

2020年04月24日 | 麦,穀類,雑穀

 小麦の穂が熟してきました。そろそろスズメや野鳩がやってくる頃です。小麦をこのままにしておくと、これらの害鳥達に麦を食べられ放題です。麦を食べている害鳥を遠くから見ていると、とても賢い食べ方をしています。飛びながら麦を食べているのかと思っていたら違いました。飛んで来ると麦の穂に停まるのです。すると、鳥の重さで麦の穂が折れて穂が地面に垂れます。その地面に垂れた麦の穂を、鳥たちはやすやすと食べるのです。感心します。特に体重が重い鳩は、同じ方法で楽々と麦を食べてしまいます。やれやれです。

       麦畑の穂すれすれに防鳥糸を張り巡らす


 数年前まで、防鳥網を麦畑全体に覆っていました。しかし、作業にたくさんの人出が必要です。そのため、今は1人でできる防鳥糸を張っています。張る時は、穂すれすれに張ることと、麦畑の両サイドは特に念入りに何重にも張ります。鳥にとっての羽は、命の次に大切なものです。そのため、鳥は羽に糸が触れることをとても嫌がります。
 いろいろ試した結果、私の麦畑には防鳥糸が1番手軽で良いようです。順調に麦が育てば、来月末には麦刈りができると思います。

 支柱を打ち込む    北側に打ち込んだ支柱   南側に打ち込んだ支柱
  

 収穫した小麦ですが、二つの方法で食べるつもりです。一つは我家にある製パン機で焼いて食べます。自粉ですのでけっして美味しいわけではありませんが、それでも焼き立ては最高に美味しいです。パンの上にピザのように載せるとさらに美味しく食べることができます。二つ目はホットケーキにして食べます。例えば、この1月の成器塾で小麦を製粉してホットケーキにして食べました。その他、すいとんにして食べたことがあります。生パスタにしても良いかも知れません。

   防鳥網をどんどん張る         麦畑内を縦横無尽に張る
 

コメント
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