東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

麻郷小学校 放課後学習 成器塾 ポケットティッシュケース作り

2019年07月01日 | 子供の育成関連

 先日水曜日、麻郷小学校の放課後学習の成器塾2回目がありました。私の担当する手仕事教室は、前回に引き続いてポケットティッシュケースを作りました。ポケットティッシュを入れる布製ケースなのでとても簡単です。ミシンで縫わなくても、針で縫っても構いませんし、布用ボンドでも作ることができます。しかし、今後エプロンや腕カバーなど、少しづつ難しくなります。どうしてもミシンを使うことになります。私が用意したのは100年位前に使われていた手回しミシンです。難しいのは右手でミシンを回し左手で布を押さえることです。扱いがやや難しいかも知れませんが、少しでも手先が器用になればと思っています。


  100年位前製造の手回しミシンを使って、ポケットティッシュケースを縫う


 ミシンで縫う前に、ポケットティッシュケースにする布の左右を三つ折りします。そして、アイロンで型押しします。最近は、アイロンを使わなくてもコロコロ転がす便利な小道具があるようです。型押しすると、さっそくミシンで縫いました。最近のミシンは電動で低速から高速まで自由に縫うことができます。しかし、この教室では古い手回しミシンを使います。このミシンを使いこなすことができれば、足踏み式だろうが電動式だろうがどんなミシンでも使えると思います。ミシンの基礎を学ぶことができると思っています。

  アイロンで型押し    手回しミシンで縫う   別の角を三つ折り
  

 最初に、ティッシュケースの左右の入口にあたる箇所を縫いました。続いて、ポケットティッシュを閉じ込める上下側サイドを縫います。この時、布を裏返して縫います。その縫う線を描きます。最初、チャコペンで描こうと思いましたが、乾いていたのでうまく描けません。そのため、2B鉛筆で描きました。チャコペンは自然に消えますが、鉛筆は消えません。しかし、布を裏返しするため表から鉛筆の線は見えなくなります。そのため鉛筆でも大丈夫なのです。

  2B鉛筆で上下側サイドの線を描く  ティッシュケースの上下側サイドを縫う
 

 ポケットティッシュケースの上下側サイドを縫った後、ポケットティッシュを取り出す口から布を裏返しにします。裏返した時に四隅をピンセットなどで押し出します。これで、可愛い黄色のポケットティッシュケースの出来上がりです。実際にポケットティッシュを入れてみました。ピッタリと収まりました。ルレット、チャコペーパー、そして手回しミシンは難しかったかも知れません。しかし、完成してとても満足感があったのではないでしょうか。続いて、クッキングや糸紡ぎなどの時に使うエプロンの制作に取りかかりました。

  もう少しで完成     完成後、布を裏返しに   完成、やったね!拍手
  

コメント
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