東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

麻郷小学校 放課後学習 成器塾 オリジナルエプロン作り

2019年07月05日 | 子供の育成関連

 ポケットティッシュケース作りが終わると、オリジナルエプロン作りにはいりました。最初に、10種類位ある布柄から好きな柄を選んでもらいました。選んだのは、小さなアヒルが模様になった柄でした。まずは、左右の袖部分の線を引くため、二つ折りにした布に両面チャコペーパーを挟みました。そして、型紙の線に沿ってルレットを回しました。この型紙は、私があらかじめ作っておいたものです。二つ折りにした布ですので、やや強くルレットを押して回さなければなりません。

    選んだ柄の布を二つ折りにして、型紙に沿ってルレットで線を引く


 型紙には切断箇所、紐を通す箇所、三つ折りにする箇所が描いてあります。その描いてある線の上をルレットでなぞります。なぞり終わると、布にはチャコペーパーの青色が薄く点線で転写されています。次に、一番外側の線に沿ってハサミで布を切ります。切ったのは左右の袖の部分です。次に、エプロンの首部分を実際に首に当てて椅子に座ります。そして、エプロンの長さを決めます。ひざ下に少し垂れ下がる位がいいでしょう。決めた位置で布を切ります。

  左右袖部分を切断   エプロン下部の線を引く  エプロン下部を切断
  

 次に、エプロンの隅々を1cm,1cmで三つ折りにします。ただし、左右の袖部分は紐を通すため、2cm,1cmで三つ折りにします。そして、折った箇所が元に戻らないように、アイロンを押し当てます。続いて、ミシンでその三つ折り箇所を全部縫っていきます。ポケットティッシュケース作りで、ルレット、三つ折り、アイロンの基礎を体験していたので、思いのほか楽々にこなしていました。もちろん、手回しミシンも器用にこなしていました。

   三つ折り箇所にアイロン当て      手回しミシンで次々に縫う
 

 すべて縫い終わると、通す紐の太さと色を選んでもらいました。紫色の紐が気に入ったようです。選んだその紐を、縫い終わったエプロンに通しました。紐の先端には玉を付けました。これで出来上がりと思っていたら、右袖の糸が大きくほつれていました。残念ながら、完成は次回となりました。1時間半もの間、集中が途切れず制作できたのは立派です。次回は、エプロンを完成させた後、畑に行ってブラックベリーを手摘みします。そして、ジャム作りをしてもらおうと計画しています。

 お気に入りの紐を通す    紐の長さを調整    体にフィットするか確認
  

コメント
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