東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古い東芝製カーラジオAR-109(日野コンテッサ搭載)の修理(5/x)

2018年09月30日 | 古ラジオ修理工房

 台風のため朝から雨です。農作業ができないため、修理依頼された古いカーラジオの修理を続行することにしました。今回は、スピーカーを接続するSP接続コネクタの半田付け修理とフィラメントが切れたパイロットランプの交換をしました。音が出ない原因を少しずつ究明していますが、まずは周辺の故障を手堅く直していこうと思います。

 フィラメントが切れたパイロットランプを交換、スイッチを入れると明るく光る    


 まずは、スピーカーから音が出ない原因の一つであるSP接続コネクタを洗浄することから始めました。洗浄剤は、エンジンのキャブレター洗浄に使うスプレーを使いました。洗浄剤をスプレー後、汚れをティッシュで拭きとりました。これを数回繰り返して汚れた油やゴミを完全に取り除きました。その後、外れた電線をSP接続コネクタの端子に半田付けしました。

  洗浄した端子       電線と端子を半田付け   直したSP接続コネクタ
  

 続いて、電源スイッチを押しても点灯しないパイロットランプを調査しました。すると、フィラメントが切れていることが分かりました。これは交換するしかありません。そこで、同じ規格(12V 3W)のランプを購入しました。ランプを交換後に電源スイッチを押すとちゃんと点灯しました。ただ、故障したのは緑色ランプでしたが、購入できたのは透明ランプでした。緑色のフィルタでランプを覆うかどうか迷うところです。さて次は、電子回路を調査して故障範囲を狭めようと思います。

故障して光らない緑色ランプ  交換した透明ランプ  電源を入れると明るく光る
  

コメント
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