昨日の土曜日、とある自治会館で新しい足踏み糸紡ぎ機を組み立てました。注文して先日届いたものです。他の方にも組み立て方法を見てもらおうと会館で組み立てました。手伝っていただきながら頑丈な箱を開けると、木の地肌そのままの部品がたくさん入っていました。言わば、木工製品の組み立てです。
足踏み糸紡ぎ機を構成する部品の数々
それらの部品をマニュアルに沿って組み立てました。手でネジを回すのは疲れるので、途中我家に帰って電動ドライバーを持ってきました。談笑しながら組み立てたので、2時間位かかって出来上がりました。一方でEさんは、持ち込んだ織機を掃除をしたり、その傷んだ経糸を外していました。次回、私が持っていく整経台を使って経糸を作るそうです。
組み立てマニュアル 紡ぎ機の糸車を組み立て はずみ車台を組み立て
次回(偶数土曜日午後)は、今年収穫した綿を綿繰りして種を取ります。そして、種を取った綿をカードで漉いてどんどん糸にしようと思います。今のところ染めは考えていないので、茶綿、緑綿、灰綿、白綿を使った四色の糸ができそうです。なお、藍や紅花栽培から染めまでの一貫した個人的なサイクルが確立していないため、染めはしばらく私個人で楽しもうかと思っています。
Eさんの持ち込んだ織機、傷んだ経糸を外す
綿から布への作業工程は長いので、主に綿から糸を紡ぎたい人と、糸を使って主に織物を作りたい人の二つに分かれるのかなと思っています。人数がそろえば、会か同好会にしようかと思っています。今年1月にほぼこのメンバーで、「西の寺子屋 子供達の織物体験」をサポートしました。今後、同じように糸紡ぎや織物体験をサポートしても良いかも知れません。今回組み立てた糸紡ぎ機を含め2台の糸紡ぎ機、それぞれEさんとSさんに持って帰っていただきました。
今回組み立てた足踏み糸紡ぎ機 私が愛用しているレアな糸紡ぎ機