東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

余田史跡巡りウォーキングのコース下調べ

2018年09月05日 | 歴史探訪他ウォーキング

 そろそろ9月の史跡巡りウォーキングの下見に行かなければなりません。そこで今回、ウォーキングするコースを決めるためバイクで調査に行ってきました。出発したのは旧余田公民館です。この旧公民館にバイクを駐車してよいかどうか分からなかったため、近くにある名合八幡宮の駐車場に止めました。

           和洋折衷の建物、旧余田公民館


 いったん駐車場に戻り、バイクで余田周辺を走り回りました。旧余田公民館から北の山に向かって緩い坂を登りました。なるべく古い道を通りました。所々にお地蔵様が安置されていました。赤いよだれかけが掛けてあったお地蔵様は、地元の方々が今でも守っているのでしょう。

 屋根付きのお地蔵様     お地蔵様や石塔      立像のお地蔵様
  

 坂を登っていると畑(はた)に向かう道に到着しました。畑は余田地区なのですが、随分と離れています。黒杭ダムの近くにあります。伊陸に接しています。畑に向かう道とは反対側の道を進むと院内集会所があり、さらに100m位進むと福楽寺に着きました。なかなか立派で由緒ある寺です。ご住職にご挨拶して、下見や本番ウォーキング時に寄らせていただくことを快諾していただきました。ありがとうございました。下見や本番ウォーキング時、ここで昼食休憩することにします。なお、福楽寺はかつて福楽坊と呼ばれ、防陽八十八箇所霊場の一つでした。

           由緒をある福楽寺の本堂


 福楽寺は平安時代末期に創建された真言宗のお寺とのこと。麓の神社などの御神体を置いていたそうですが、明治維新時の廃仏稀釈時に分離されたそうです。続いて上野寺観音寺の石段を見てから、一気に山を下りました。そして、安立寺と正連寺に向かいました。

  上野寺観音寺の石段     安立寺の蛇の池       正連寺
  

 安立寺前には蛇の池があります。その昔、安立寺を建てる前、ここに蛇が住む池があったそうです。その蛇を村人は恐れていたとのこと。安立寺を建てるとその蛇は去って行ったとか。安立寺を過ぎると、隣の正連寺に向かいました。同じ名前のお寺が、光市の岩屋にありました。かつて何らかの関係があったのでしょうか。正連寺を見終わると、余田中学校前を通って旧余田公民館に戻りました。今回はずいぶんと道に迷い、無駄なコースを何度も通りました。

         余田史跡巡りウォーキングのおよそのコース

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