東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

楽しかった光市牛島ウォーキング(3/4)

2017年05月31日 | 歴史探訪他ウォーキング

 平茂海岸の端から端まで歩くと、元来た山道を戻りました。来るときも急坂でしたが、当然戻るときも同じ急坂で、体の疲れもあって落葉に滑る方が少なくありませんでした。私も二度よろめいてしまいました。しばらく歩くと、来た道ではない山道に分け入りました。すぐ前に海岸が見えました。

 落葉で滑りそうな山道    静かな竹藪を抜ける     三浦の海岸に到着
  

 その海岸は、三浦の海岸です。海岸は砂浜になっており、数人の子供達が水浴びしたり砂山に潜っていました。天気が良いので海に入っても寒くないのでしょう。この三浦は、牛島で最初に人が住み始めた場所との事。海岸近くに長い石垣が隠れるように続いていました。その昔は谷筋に沿って田んぼもあったそうです。

   三浦海岸の崖上で景色を堪能        整備中の崖路を港に向かう
 

 三浦海岸は、山を背後にして西に開いています。そのため、風が穏やかで昔は良い漁港だったのではないでしようか。ただ狭い海岸ですので、人口が増えると手狭です。そのため、いつしか今の牛島漁港に移り住んだのではないでしょうか。今は、人がいない静かな湾になっています。

        牛島に初めて人が住んだ三浦湾、静かで凪いだ海が綺麗


 三浦の海岸を出ると、牛島漁港と三浦の海岸を結ぶ崖路を歩きました。ポランティアの方々でしょうか、崖路を整備していました。ユンボで整地後、道の上に炭をまき、さらにその上に枯草を敷き詰めていました。その枯草は、旧牛島小中学校跡のグラウンドに生えていた雑草を干したものです。

       トンネル状に頭上を覆う木々の下を抜けながら牛島漁港に向かう


 整備中の崖路から下を見ると、崖下に海がしぶきをあげていました。台風や大風の時には大波がこの崖下にぶち当たるのでしょう。整備中の道は何度も整備した跡があります。毎年整備し続けなければ、崩れて通れなくなると思われます。ボランティアの方々の、整備に向けた努力には頭が下がります。

                                     ウォーキングした牛島のコース

コメント
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