湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

初ソーセージカツ

2015-11-20 22:53:03 | B食の道


久しぶりに『日進堂』まで足を延ばしてお昼用にパンを購入。
帰り道に反対側の『北村牛肉店』の揚げ物コーナーをチラリ。

うぉーーーっ!

「フライドソーセージ95円」

ハムカツではないぞ。
フライドソーセージだ。



でも、見た目は、ハムカツ(笑)

でも、購入。
たしかに子供の頃からハムは大好きだけど、ハムよりもっと好きなのがソーセージなのだ。
ソーセージと名がつけば、ウインナーだろうが、魚肉だろうが、みんな好き。

それが、ありそうでなかった、いや今まで一度も出会わなかったのが「ソーセージカツ」でだ。
今日初めて出会ったのは「フライドソーセージ」たけど、たぶん「ソーセージカツ」だろう。

食べてみたら、間違いなく「ソーセージカツ」だった(そりゃそうだ)。
でも、なんだかソーセージ独特の風味や歯ごたえが感じられず、まるでハムカツを食べてるみたいなのだ。
ちょっと残念。



あんがい薄くて小さいのに、ハムカツ級の値段ということは、もしかしたら結構いいソーセージを使用しているのではないか。

僕がソーセージを大好きな理由のひとつが、ハムよりもチープな感じがするところなのだ。
なのに、高級ソーセージでは意味がない(高級って・・・)




図書館を読む

2015-11-19 23:43:57 | 室長日記


昨日は何かと話題の海老名市立中央図書館に行ってきた。
そう、佐賀県の武雄市図書館に続き、カルチュアコンビニエンスクラブ(TSUTAYAですね)が指定管理者となった二つ目の公共図書館だ。物議をかもすのも連続となっている(笑)。

いろいろ問題はあるとしても、本を手にする人が増えるきっかけになるならば、それはそれで悪くはないと思う。
実際、近所の図書館で見かけるメンバーよりも、ちゃんと本を読みに来ている人の多いこと。しかも、スペースもゆったりしていてすばらしい環境だ。近くにあったらいいなぁ。

ただ、個人的には販売エリア(蔦屋書店の方)がかなり物足りない印象。あとは図書館で勝手にどうぞということなのか。いきなりポンと放り出されたようで、寂しかったのである。それから、いまさらスタバじゃなくてもという気も。田舎じゃあるまいし。
あっ、田舎か(笑)。



今朝の富士山。また白が増えた。厚みも出てきたかんじ。

和風洋食店の鉄板焼き

2015-11-18 20:46:47 | B食の道


奥の厨房からジャージャー音を立て、いい匂いが漂ってきた。
覗くと、鉄板の上に大量のキャベツともやしが積まれ(この表現しかない!)、その上に豚バラ肉が載せられている。そして、野菜からの水分だろう、猛烈に湯気を立て始めたのだ。
出てきたのが、こちら。



海老名の『抱梅』という洋食屋さんに出かけた。
外観も内装も、どうみても和食屋さんである。おまけに、裏にも別の玄関があって、そちらは座敷だという(笑)。
妻の実家の近くだが、こんな至宝を見逃していた。
あとで聞いたら、なんだよ、けっこう来てるらしい。町内の仲間の忘年会もここでやるというのだ。
早く言ってよ~。
と言う感じ(笑)。

さて、この「鉄板焼き」(900円)は、見た目もすばらしいが、食感も、味もよかった。濃い目の味付けなので、白飯が進む、進む。その白飯もかなり盛りがいい。それでも足りなくなるくらい、鉄板の上のもののボリュームがすごいのだ。
野菜を肉でくるみ口に入れる。そこへ白飯を押し込んでいく。口の中にB食の宇宙が広がるのである(笑)。
しかも、熱せられた鉄板なので、いつまでもアツアツでいただけるのだ。

あとで義父にきいたら、「みんな鉄板焼きを頼むんだ」とのこと。それほど人気なんだ。
できれば、鉄板の上で水分が蒸発して徐々に肉が降りていく様子を見たいものである。

時よ静かに

2015-11-16 22:36:55 | B食の道


初めての本鵠沼駅前。
次の電車まで少しあったので5分ぶらぶらしてみようと。

鮮やかな「ラーメン」のノボリにひかれ歩いて行くと、かなり枯れた、僕好みのお店が現れた。ショーケースもある。
『中華 静』と、中華らしからぬ店名。

元テニスボーイのようなおじいさんが入って行くので、その後を追って(笑)入店。


高齢の店主とおかみさん、内装から、開店して半世紀は経つだろうなと思っていると、先ほどのおじいさんとの会話がすぐにそれを証明してくれた。

「だって初めて来たとき、まだ20代だったんだから、もう少なくとも50年は経ってるってことだ」



僕が頼んだのは「ラーメン」(450円)



ほのかに甘みを感じるスープは、昔ながらでおいしい。麺のボリュームに比べてそれぞれの具が小さいところが可愛い。まぁ450円なんだから文句は言わない。
ずっとこの味なんだろうなぁと思っていると、タンメンを頼んでまずスープをズズッとやったテニスさんがこう言ったのだ。

「これだ、変わってない、これこれ」
またしても、僕の想像をキッチリ証明してくれた。


「そうじゃないよ、おかあさん」
「いいのよぉ」
「そうかぁ」
ご夫婦のやりとりがいいなと思って聞いていたら、テニスさんがニコニコしながらしきりにうなずいている。その顔には「変わんねぇなぁ」と書いてあった。


それにしても、このご夫婦はいったい何歳なのだろう。
いやいや、さすがにこれはテニスさんが証明してくれそうもないので、自分で聞いちゃったよ(笑)

「あたしが76で」
厨房のご主人を指差して
「お父さんがが84」

「この店、62年になるのよ」
がんばって続けてくださいよ。
「うん、ボケないようにと思って続けてるのよ」

すてきだ。
ここにだけは、いつまでもゆっくりと時が流れてくれることを祈るばかりである。






「配達はやめさせてもらって、申し訳ないんたけどね」
といっていたけど、一番上の写真を見たら、バイクは今でも現役みたいだなぁ。







カマホンアレイ

2015-11-15 22:23:58 | 室長日記


鎌倉駅東口。
改札を出たら左へ行くと小町通り。右へ進むと「カマホンアレイ」、つまり鎌倉の本の小路である。
今日、ボクが命名した(笑)。

東急ストア脇の路地だ。
この通りには、鎌倉の本がいっぱい揃っている『松林堂』さんと『文教堂』(東急ストア5階)さん、そして『かまくら駅前蔵書室』があるからだ。そういえば、ときどき東急ストアの店頭で古書市もやっているし、以前は東急ストアの脇に古書店も引っ付いていた(現在は呉服屋さん)。

評判の「カマコンバレー」とはまったく関係ない。
響きが似ているような気がするのは、単にパクったからである(笑)。

35円コロッケ

2015-11-14 22:33:08 | B食の道


職場近くの丸七商店街にある『肉の大成』は、よほど安いと見えて朝からよく行列ができている。
ところが、タイミングで途切れた瞬間に出くわすこともあるのだ。

そんなときは迷わず揚げ物のショーケースの前へ進み・・・

な、な、なに~っ?

「本日あげものの日 30%引」と赤い文字が。

いつも50円のコロッケが、なんとお客さん、35円(税別)でっせ!

いまどき、こんな価格ありますか?
西友だって、たしか40円だか50円だった気がする。
しかも、ここ、鎌倉ですよ。そう、物価の高い(観光地価格が庶民の生活にまで影響している)。

思わず「二つね」と言ってしまった(笑)。

味は普通だけど、ご覧の通りボリュームもある。粗めのパン粉だから、食感もいいのだ。
子供のころ食べた素朴なコロッケというよりも、現代のタイプ。つまり、揚げたてを一つ袋に入れてもらってハフハフしながら食べるというよりも、お皿に盛り付けてちゃんといただく感じ(どんな感じよ)。
それが35円とは!

ところで、次の揚げ物の日っていつなんだ?

4つの顔で現れた男

2015-11-13 23:37:06 | あんな話こんな話


初めて訪ねた時、二度目に伺った時、そして今回。
すべて異なる名刺を差し出すことになった(笑)。

「あ~、あ~、◯◯◯のね」
その度に、最初の社名を思い出してくださる。

そして今回は2枚の名刺を差し出すことになったので、つくづくふざけた男だと思われているに違いない。

でも、その都度いいお話を聞かせていただきありがたい。
また次回お願いにあがる時は、同じ名刺だといいなぁ(笑)


写真は、訪問先の近くで。クルマが途切れて早朝のような写真に。

飲み干す魔力、衰えず

2015-11-12 22:51:12 | B食の道
その頃のここを知らないけれど、たぶん今と変わらない日常が繰り返されていた。そう確信できる立ち食いそば屋だった。



藤沢駅北口からほど近いビルの地下にある『新月』である。駅の南北を結ぶ地下通路からも直接アプローチできる。もう、そこへ向かう通路がレトロだ。

頼んだ「天ぷら(かきあげ)そば」(320円)の見た目も味も、立ち食いそば全盛期(いつだか正確には知らないけれど)そのままという印象。値段だって、けっこうそのままに近い感じ。



揚げ置きのぶよぶよかき揚げがたまらない。大きさも厚みも十分。しかも、裏にカリカリの部分が残っているのがうれしい。サクサクじゃないですよ、カリカリ。お菓子みたいに(笑)。

例によってこれが時間の経過とともに出汁に溶け出していくわけですよ。ぶよぶよで、カリカリで、しみこんでさらにぶんよぶんよで、さらに溶け出しふにゃふにゃで・・・

1枚で4度おいしい!

ただ一つ、問題なのは、溶け出した出汁である。
今はもう憐れな見た目のかき揚げの破片も実はこらがおいしく、もちろん出汁の方もかき揚げの脂分を含みさらに旨みが増している。これを残すわけにはいかず、丼を両手で頂き、顔を天井に向けて最後の一滴まで飲み干すのである。
体に良くないことは百も承知。それをわかっていてもやり遂げるほどの魔力が、立ち食いそばにはある。

途切れることなく後から後から入ってきてはチケットをカウンターに置きながら「そばで」「うどんね」と申告し、丼を返却口に返して「ごっさん」「こちそーさん」と店を出て行く。こんな日常をもう40年以上繰り返しているのだ。
そして、僕の隣でもまた、おっさんが汁を飲み干している。


あなたはどこから

2015-11-10 22:33:25 | 室長日記


僕は喉から。

何年ぶりだろう、すっかり風邪をひいてしまった。
現在は鼻水も出ている。

実は2~3日前から、あのいまわしいめまいの兆候があったのだ。体調が良くないのかなと感じた途端に、昨日から喉が痛くなった。

会社員時代はお休みをもらえば済んだけど、なにしろ個人事業、代わりがいないのがツライ。

ところが、明日は定休日という幸運。

ゆっくり寝てればいいのだが、鎌倉でのイベントに申し込んでいた!
しかも、抽選で当たったものなのでキャンセルするわけにはいかないのだ。

運がいいのか悪いのか。

まぁ、鼻っから、いや、ハナから風邪をひいたのがいけないんだけどね。

自販機物語

2015-11-09 22:27:31 | あんな物こんな物


マイボトルを持ったり、水は安いものを大量買いしておいたりで、自販機でペットボトルや缶のドリンクをほとんど買うことがなくなった。

暑い時に冷えた炭酸飲料を飲むのを我慢できずにコインを入れるとか、寒い夜に自販機を見て熱い缶コーヒーやお汁粉みたいなのを飲みたいと思うことがなくなったのは、年のせいか(笑)。

ピークに比べたら、10分の1、いや20分の1の消費量かもしれない。



でも、こんな自販機を目撃すると、飲みたくもなかったくせに、買ってしまう(笑)。
いわゆる牛乳ビンサイズより小振りなのに100円と割高なはずなのにね。

しかもコレ、お金を投入してボタンを押すと、立ったまま少し前にせり出す。いつになったらゴロゴロ下に落ちていくのかと見守っていたけど動く気配なし。
全体を見渡してみたら、前面が扉になっていた!
つまり自分で開けて、自分でお取りなさいというシステムだったのだ。かつてボーリング場なんかにあったビンのコーラの自販機みたいな感じね。

ただこの自販機、最新式のようにも見えるけどなぁ。

さて、ようやくつまみ上げてみると、小瓶なのに意外に重量感があってなんだか嬉しくなったのである。


自販機といえば思い出すのはこれ