湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

発明!生姜焼きのタレ入り卵かけご飯

2013-10-21 17:13:30 | B食の道


「何のスポーツやってるの?」
干渉波と呼ばれる電気治療機のパッドを僕の腰に貼付けながら病院の看護師さんが聞くのである。

「何にもやってないです。あっ、でも力仕事はやってるけど」
「やっぱりね、スポーツマンの腰よ、これは」

よくわからない会話だけれど、そういうことのようだ(笑)。ま、その力仕事中に“やっちゃって”、こうしてリハビリに通っているのだから、褒められていいのか悪いのか。

でも、そうまで言われたんじゃあスタミナもつけなあかんということで、久しぶりに『激安食堂 小林屋』に寄って「生姜焼き定食」(480円)を。
相変わらず納豆や生卵、煮豆、梅干し、お新香などが無料である(もちろん、ご飯や豚汁の大盛りもサービス)。
で、いつもつい自分のテーブルに運んでしまってから少し迷ってしまうのが生卵の使い途だ。「生姜焼き定食なら迷わず卵かけご飯にしろよ」と思われるだろうが、僕の場合そうはいかない。おかずは白いご飯をよりうまくするためのものだ考えているからだ。特に生姜焼きには、どう考えても混じりっけのない白いご飯以外考えられないでしょ。生姜焼きと白いご飯の両者が最高のパフォーマンスを引き出し合っていることは明白。いくらウマいからといっても「卵かけ」の入る余地はこれっぽっちもないのである。

じゃあ、手元に持ってきてしまった生卵をどうするか。
飲むか(笑)。それじゃ、周囲から奇異の目で見られかねない。
そこで、ちょっと考えて、すき焼き方式を導入してみた。



肉をいったん溶いた卵につけて、白いご飯にちょんちょんとバウンドさせてから口に運ぶ。
ん~、これはおいしい。濃いめのタレ仕立ての肉に生卵がコーティングされ、なんとまろやかなこと。見た目にも美しいドレスを纏った。

うれしくなって途中からこのシステムで食べ進めていたが、結局めんどくさくなり「卵かけご飯」にしちゃった(笑)。
でも、かけたのがただの生卵ではなくて、生姜焼きの濃いめのタレ入りだったことで、またご飯がめちゃめちゃウマいではないか。困った、困った、これなら豚汁だけじゃなくご飯も大盛りにしておけばよかったと後悔するばかりだったのである。



シーシーやりながら階段をおりる絵に描いたようなサラリーマンのお父さん。納得しましたか?感動したでしょ?

銀皿銀にさりげなく

2013-10-20 17:16:14 | B食の道


昨日は『洋食エイト』で、以前から食べてみたかった「ガーリックポークライス」(700円)を。
大好きな薄めの豚バラ、飴色に炒められたたっぷりの玉ねぎ、さらにカリカリに揚がったにんにくチップ。グリーンピースがなければ、ぜんぶ茶色系(笑)。でも、銀色の器がこの茶色系の食べ物の魅力を倍増させていると思うのだ、ゼッタイ。
味は玉ねぎの甘さを感じる濃いめ、そしてガーリックの香りが白いご飯によく合う。合わないわけがない。



すでににんにくチップは水分をはらんでしんなりとなっているが、僕はそんな歯ごたえも大好きなんだ(笑)。フォークでカチャカチャ器を鳴らしながら食べるのが楽しい。こりゃ言うことありませんね。食べてみると結構ボリュームがあるものの、大盛りにしてもらってもよかったかなと思えるほど、ずっと食べ続けていたい気分だった。



よく考えてみると、ご飯の上に生姜焼きを載っけただけのような気もする。でも、このビジュアル、この味、このお店で食べることで、それ以上の魅力あふれるメニューになっているのだ、きっと。いやぁ、おいしゅうございました。



さて、前回は平日のランチ時なのに他にお客さんがいなかったのだが、この日は土曜日の開店時間(11時半)直後に僕を含めて4名も! ちょっと安心した。ちなみに全員が男のお一人様だった。



同じ「ポークライス」だけど、少し違ったこんなものを食べたことがある(閉店しています)。どちらかというとこれに似ているかも。

がっくり腰、再発

2013-10-19 16:16:52 | あんな話こんな話


月曜の深夜にやってしまった。その後2日間は仕事を休んだ。
それでもこまめに湿布をしたりストレッチをしたりが効いたのか、順調に回復しているように思えた。カラダの調子がいいと治癒力も向上するのかと、ちょっと自信が出てきたものだ。

調子がよくなってきたのに家の中でぶらぶらしているだけなのもどうかと思い、家族の留守中にちょいと掃除機をかけてみたりしちゃったりなんかしてみたのだ。
もちろん気をつけながら。しかも、ほんの20分ほどね。
やっているときは何でもなかったのだ。ところが終わって少しすると、椅子に座っているのが辛くなってきた。立ち上がろうと試みるも、ピキッ、ピキッと腰から足にかけて痛みが走り、どうにもならなくなってしまった。そこからは、何をやるにも大変なことに。夜も寝返りが打てず、何度も目覚める。眠れないので気分転換にトイレでもと思うのだが、起き上がるのがまた一苦労。おや、これはやってしまった時よりも、よっぽどひどい症状じゃん。

さすがに我慢できず、朝から整形外科へ。2009年のジックリ腰、翌年のテニスエルボー以来である。

整形外科独特の匂いと、待合室にあふれんばかりのお年寄りたちが迎えてくれた。
問診、レントゲン、診療と進んだが、女医の口から衝撃的な言葉が発せられたのだ。

「椎間板ヘルニア」

え~っ、アスリートもよくかかるというアレですか? そ・そんなぁ。
ところが・・・

「それ自体は加齢によるものですから仕方ないんです」

か・か・加齢?

どうやら、遅かれ早かれ椎間板は弱ってくるらしい。だから、その椎軟骨のところで捻挫も起きやすい。あなたの場合は、それですと。
な~んだ。いや、だからこそ若いときよりも気をつけなければならないということである。それなのに、調子に乗った荷積みで“やって”しまい、調子がよくなってきたからとまた調子に乗ったらまたまたまた“やって”しまい・・・。自業自得であった。

「しばらくリハビリですね」
今回は注射こそなしだが、電気治療と牽引と投薬は前回通り。またまた整形外科通いが始まる。オレだけは若いつもりだけど、たくさんのお年寄りに同化していきそうだ(笑)。

時をかける元少女

2013-10-18 17:55:27 | あんな話こんな話


携帯電話の契約台数は、とっくに日本の人口を上回っているそうだ。そういえば、公衆電話の姿もほとんど見かけなくなった。
ところが、先日訪れた松田で久しぶりに発見。一休みしようと入った駅前の喫茶店の窓からふと見下ろすと、おばちゃんがかけていたのだ。さっきそこを歩いたのに、まったく気づかなかったなぁ。
あのおばちゃん、きっと時代を超えて昭和と話しているはずだ(笑)。



場所は、JRの松田駅と小田急線の新松田駅を結ぶ路地。数年前に閉店している「マニラ食堂」というすてきな大衆食堂の脇というのもいい。左手の建物の2階から見下ろした。

黒塀通りをいく

2013-10-17 17:32:08 | お休み日和


先日初めて訪れた松田。空が広く静かな町だなぁとぶらり。すると、長く美しいカーブを描く黒塀が現れた。
さっそくケータイの地図で確認すると『中澤酒造』とのこと。町のサイズにぴったりのコンパクトな、それでもこの黒塀から歴史を感じることができる素敵な佇まいだ。とってもすてきな地方都市にやって来た気がして嬉しくなってしまった。我が家の最寄り駅から片道30分とは思えない。いや、我が平塚も立派な地方都市だったよ(笑)。
他にはなにもないこの通りがすっかり気に入ってしまい、この日は3度もここを行ったり来たりしてしまうのだった。

餃子ラーメン餃子

2013-10-16 16:42:00 | B食の道


餃子ラーメン(700円)+餃子と半ライスセット(300円)である。



餃子が2回記されているが、間違いではない。ましてや「ラーメン餃子」の間違いでもない。そう、JR松田駅近くの『丸嶋』には「餃子ラーメン」というメニューが存在する。
ただ、普通の餃子がラーメンに載っているわけではない(それもヘンだけど)。ご覧のように、餃子の具のみ、つまり餃子の餡がオンザラーメンしているのである。



坦々麺のように挽肉が載っかっているようなイメージとお伝えしたいが、それともまた少し異なる。餡がボテッ、ボテッと固まって浮いてる感じ(笑)。餃子の餡を皮に包み損ねてラーメンの上に落っことしてしまいました的な。
食べてみると確かに餃子の餡なのだろうが、ラーメンのスープを吸ってまた独特な味わいとなっている。これがなかなかうまい。一緒に盛られている大好きなニラとモヤシのシャキシャキ感とよく合う。細めの麺も好みで、止まらない。

さあ、餃子好きとしては抑えておかねばとあえてセットでお願いした餃子(落下せずに皮に包まれて焼かれた)もいただかないとね。すでにラーメンの上の餃子にやられてしまったので、こちらのインパクトこそ弱いものの、ふつうにおいしい。いや、むしろ好みの味と歯応えだった。

しかし何が嬉しいって、このセットには「半ライス」が付いていることだ。「食べログ」のレビューを読んだら「餃子ラーメン」を食べた誰もが「ご飯が欲しくなった」と書いていたのである。たしかにご飯が欲しくなった。誰も見ていなかったら、ラーメン丼にライスを投入しちゃっただろう(笑)。でも、「餃子ラーメン」用としてはもちろん、「餃子」を口に運んだあと用としても、この「半ライス」は大いに機能を果たしたのである。

『孤独のグルメ』風にいえば「セットで正解」

さて、このおかしな「餃子ラーメン」。どうやって誕生したのかを知りたくなるのがニンジョウである。そこで、読者のみなさんになりかわり聞いてみた(笑)。

「最初は、余った餃子の餡をラーメンにのっけたまかないだったようなんです。もう亡くなったオヤジが始めたんですけどね」
パツキンだけど控えめな店主がおっしゃる。なるほど。製作中に誤って落っことしちゃったわけじゃないのね。
「子供の頃から我が家では当たり前のように食べてたんで、大きくなってから他の店にないことに気づいてビックリしました(笑)」
いつの間にかオヤジさんがお店のメニューに加えていて、今では看板メニューになったとのこと。味に歴史あり、なのだ。




で、やっぱり一応やってみました(笑)。皮付きの「餃子ラーメン」。つまり餃子オンザ餃子ラーメン。


ガックリ腰

2013-10-15 16:00:43 | あんな話こんな話


自分の背丈よりも高いキャベツの箱の山があった。1ケースにみずみずしい緑の玉が8個入っている。以前にも書いたが、ここのところその“巻き”がよく、とても重くなっていて格闘し甲斐があるのだ(笑)。
すでに夜勤のバイトも6ヶ月目に入り、それなりに腕力もついてきたようで、こんな山を見ても怯むことはなくなった。

今日もまずはこいつから片付けてしまおうと、思いっきり背伸びをして頂上の箱に指先をかけ引っ張る。なんとか引き寄せ、落下させるように体で受け止めては台車に積む。これを繰り返し、頭の高さ位まで崩れれば後はなんてことない、いつものような単純な積み替え作業である。

僕が解体し始めたキャベツの山は75ケースあり、1店舗に向けて台車4台に積み込むことになる。個数にすると600個だ。今日の広告掲載商品とはいえ、そんなに売れるもんなのかと感心する。
そして、3台目の台車の半ばあたりに差し掛かったころだろうか。隣の山を崩していた同僚に声をかけられ、ケースを手に少し振り向きながら答えたその時だった。

下半身に違和感を覚える。

その時は痛かったわけではない。何がだかよくわからないのだが、腰から下がちょっと変だ。
一旦ケースを置いて足を動かしてみる。やっぱりなんだか変なのだ。下に置いたケースを再び持ち上げようとすると、その違和感は腰に集中し、一気に痛みに変わった。

やってしまった!

と思った時にはもう遅い。ここからは、以前にも数度やった“ジックリ腰”の痛みである。

完全に油断していた。気をつけていなかったわけではない。かつてやった経験があるだけに、いつだってまずは腰を落として体全体で持ち上げるイメージで作業していたのだ。が、しかし半年が過ぎ仕事にも慣れ「75ケースなんて朝飯前さ」とばかりに、いい気になってヒョイヒョイやっていたのは事実。完全なる油断であった。
このところ“巻き”がよくなり、同じケースでも重量が増していることは自分でも充分過ぎるほど認識していたのになぁ。

「少し休んだら?」
そう気遣ってもらったが、ここでやめるわけにはいかない。とりあえず75ケースだけはやっちまおう(笑)と、なるべく痛みを感じない体位(表現が不適切だったらスミマセン)を選択しながら何とかやり終える。
その後は、みんなには申し訳ないと思いつつ、なるべく軽いものを選びながら積み替えを行ったり、小分けの作業を率先して(笑)行った。
が、時間が経つに連れ痛みは増してくる。これも、これまでに経験した通りの症状である。
結局、いつもやっているさらに激しく短時間で体力を使う残業はパスさせてもらうことにして、事務所でタイムカードを押す。

「とりあえず明日、明後日はシフトから外しておきますから、まずは治してくださいね」
面目ない。ご迷惑をおかけします。
来週はまた頑張りますから。
「いや、2週間はかかるはずですよ」
そうか、デスクワークなら数日で復帰も、考えてみたらまた力仕事を再開するんだもんね。いや~、働けないとなるとピンチだよ。
気持ちよく仕事ができて、しかも健康的になってシアワセと先日記したばかりなのに、こんな展開になるとは! 社員ではなく時給のバイトだと、こんな時に困るなぁ。

そうはいっても、やってしまったことは仕方ない。一日でも早く治して現場復帰することが先決。職場のみなさんにもご迷惑をおかけします。
えっ? バイトならいくらでもいるって?
そうか、そういうことなんだねぇとまたしみじみ。

75ケース600個のキャベツが、家庭の食卓にのって笑顔や元気の元になるのが、せめてもですね(笑)。

駅舎がスーパー

2013-10-14 19:12:25 | お休み日和


JRが国鉄時代に初めてつくった駅ビルが「平塚ラスカ」である。それが1973年だから、今年ですでに40周年だ。
先日ぶらり出掛けたJR松田駅は可愛らしい木造の駅舎だったが、なんと小さな食品スーパーが併設されていた。「ひかりストアー松田店」となっているので、チェーンなのだろうか。いつからあるのか。こちらは、少なくとも民営化されてだと思われるが。
でも、駅舎の空きスペースを有効活用のようで悪くない。しかも、けっこうお客さんがやってくる。駐車スペースもある。駅を利用する人にとってもきっと便利。何時までやっているのかな。周辺を4時間ほど歩き回ったが、コンビニは商店街にサンクスが1軒、幹線道路沿いにファミマが1軒しかなかったから、貴重なお店であることは確かだ。
ちなみに遠くから見ると、どっちがメインなのかよくわからない(笑)。さすがにこの佇まいなら、駅であることを見落とす人はいないか。

成長もひと息

2013-10-13 18:56:17 | 湘南ベルマーレ


いくらボールを回せても、いくらセカンドボールを拾えても、いい奪い方ができても、いい守備ができても、そう、いくらいいゲームができても点を取らなければ勝てないという典型的なゲーム。
いや、いい展開ができていただけに、フラストレーションがたまっちゃったなぁ。成長が見て取れるだけにね、残念でならない。

それならそれでドローでも勝つ可能性があるのが天皇杯(PK戦)なのに、同点に持ち込むためのロングボールも、あのふんわりではどうやったってシュートまでいかないと思うのは僕だけだろうか。相手は守備の堅い甲府なのだからなおさら。いいゲームだったのに最後の最後でつまらなくなって、せっかくの成長も台無しの結末になってしまった印象だ。なかなか難しいものですね。

写真は大竹選手のプレースキックのシーン。天皇杯のボールとも今日でサヨナラです。


いつもと違う雰囲気のバックスタンド。

楽しきかな農作業

2013-10-12 21:44:22 | あんな話こんな話


50m×4本の苺のハウス。そのビニール張りを手伝う。
ビニールと書いたが、今や実際に張るのはフッ素樹脂フィルムなので、正確に言えば「フィルムハウス」なんだけどね(笑)。

今日はお昼前から南風が強まり、飛ばされそうになりながら、必死なんだけど、それはそれでキャーキャーワイワイ楽しみながら頑張ったのだ。いつも笑いが絶えない妻の実家なのである。
で、ふと気がつくと、今日はその妻はママさんバレーで、息子は学校、娘は仕事で不在。なぜかこの家と血の繋がりのない僕だけが参加しているではないか。それでも違和感なく過ごせるのだから面白い。

それにしても、いま顔や腕がヒリヒリしている。風は強かったものの、10月だというのに陽射しが強くここ海老名では31℃とまたまた県内最高気温を記録したという。すごい中でやっていたんだと、しみじみ。

上の写真はハウス内から見上げた天井。まだ張っていない左側は青空が見えている。


農作業とえいば地下足袋。この親指と人差し指で鉄骨(パイプ)を挟んでのぼっていくのだ。


日が傾いておシゴト終了。