湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

ポンヌフのナポリ

2006-12-18 23:50:54 | B食の道


「えーと、このセットを」
「あっ、セットはもうありません」
「えっ?じゃあ何があるんですか」
「スパゲッティとカレーだけ」
「プリンは…」
「セットはもうありません」
「いや、プリンだけお願いできませんか」
「セットはありません」
蛭子さん似の店主とこんなやりとりの末、注文したのはスパゲッティ。ただし、スパゲッティなになにかは不明だ。
ここは、おじさんたちの街、新橋にある『カフェテラス ポンヌフ』。
先日アド街で見たこの店のプリンの映像が忘れられず、一人やって来たというわけ。
ところが、夜のセミナー出席前の腹ごしらえという時間がよくなかった。
色が濃くて表面がブツブツしていた何とも美味そうな『自家製プリン』は、単品ではなく、セットものでしかいただけなかったのだ。
すっかり落胆していると、突然カウンターの向こうからジャージャーと心地よい炒め音が聞こえてきた。
おぉ、これは!
間もなく僕の前に現れたのは、いわゆる『喫茶店のナポリタン』だった(そういえば、ここは喫茶店だもんね)。
腰のない太い麺、ベチャベチャとたっぷりのトマトケチャップ、美しくコゲめの付いた玉ねぎ…。
あの店も感動的だったが、昔懐かしい味という意味では、こちらがかなり好みの味(ステンレスのお皿もネ)。量的にも満足。これで600円だ。
プリンのことなど一切忘れて、夢中で口の周りを真っ赤にしてしまった。
ちなみに、店名は仏語で「新しい橋」のこと。駅にも、同名の立ち食い蕎麦屋がある。



12/18(月)の湘南ライナー

2006-12-18 21:33:45 | 今晩の湘南ライナー車内
9時半です。
乗車率は65%位。
車内の表示温度は21.2℃でした。

夜の有楽町を歩きながら「その格好でよく寒くありませんね」と、ダウンを着ているM博士に言われました。
さすがに今晩は風が冷たいけれど、一駅分歩いたら、もうホッカホカ。ライナーの中も暑いので、額にうっすらと汗が。変に、というか、ムダに熱い男です。


コーヒー見る

2006-12-17 21:48:16 | 湘南ライナーで読む


またしてもコーヒー。
出版のムック本だ。とにかくあらゆる角度から、コーヒー。楽しくコーヒー。おいしくコーヒー。まじめにコーヒー。驚きのコーヒー。
そして、缶コーヒーまで。
この欄に興味深い話が。
「コーヒー飲料は1920年(大正9年)に神奈川県の守山乳業がミルクコーヒーの名称で、牛乳にコーヒーの味をつけ王冠のカタチの栓をして販売したことがはじめだと言われている」
どーでもい~いですかぁー。

それにしてもインテルナシオナル、守備がよろしかったですね。
それにしてもロペス氏のハイテンションは…

相模原ゼータク生活

2006-12-16 22:06:39 | ぶらぶらミュージアム散歩


実に空が広い街だった。
どこまで行っても住宅街なのだが、平地だし、条例でもあるのか高い建物がないので、とにかくどこにいても空がよく見えた。
住んでいる人にとっては当たり前なので気づかないかもしれないが、これってかなり贅沢なことだと思う。
今日は、娘のバレーボールの試合で相模原へ。一度帰ってからまたお迎えというのも何なので、市役所の駐車場へクルマを置いて、散歩に。
まず気づくのは、住宅地の中にスナックやパブ、小料理屋風が、やたらに多いこと。ホントびっくりしますぜ、お客さん。逆に、今どきのカフェや雑貨屋さんのようなおしゃれなお店には、いっこうに出くわさない。
そんな中、ようやく現れたのが『光と緑の美術館』。
実は、予めネットで調べて出かけたのだ。
ところが、オープンの時間になっても入口はカギがかかったまま。
人の気配もしないので、表の看板を見ながら電話を。
「申し訳ございません」と、男性職員が慌てて出てきた。
私設の小さな美術館だが、なかなか雰囲気がある(上写真はエントランス)。あっという間に見終えてしまうスペース。でも、他に誰もいなかったので30分も滞在した!
帰り際、ようやく自転車に乗った親子(父と息子)が来館。自転車で寄れる美術館、これもかなり贅沢な話だ。


午後は、相模原市立博物館へ。プラネタリウムで星のシャワーを浴びたり、静かなライブラリースペースで本を読んだり、誰もいない2Fの飲食スペースで、これを書いたり。
おやおや、これも贅沢じゃん。


人口も多い巨大な市なのに、この利用率の低さは…。
さて、そろそろお迎えの時間だ。そういえば市役所の駐車場もタダ。なんという贅沢。それから、試合をやっている小学校もピカピカ。しかも、シャワートイレだったらしい。
人が多いので税収もたっぷりってことなのかな。


贅沢な小学校の中庭。無造作に置かれた色とりどりの鉢がオブジェのよう。


左)「宇宙科学研究…」なんと魅力的な響き!ほんとに裏にロケットが横たわっていた。 右)市内にはメタセコイアの木がいっぱいだ。

昭和Foreverフライ

2006-12-16 01:58:11 | B食の道


サクッ、んーんー、ん!んっ?
ウォー!
前歯の裏がシブー、あぁザラザラだ~。後味ワルーッ!
やっぱり、その姿に騙されてしまった。
黄金色に光輝く衣と黒く艶やかなソース。どう見たってウマそうではないか。
レバーフライである。
テレビの下町特集で、子供たちがその串を手に手にかぶりつくシーンを何度も見てきた。その度に、口の横からヨダレをあふれさせたものだ。
レバーは大嫌いだが、フライ(カツ)になれば独特の臭みが消えてしまうんじゃないか。あのイヤな食感もなくなるんじゃないか。でなければ、子供たちがあんなにウマそうに食べるはずがない。
そう確信していた。そして、いつかはオレも…と思っていた。
そのいつかが、今日遂にやって来たのだ。
だが、レバーはカツになっても、やっぱりレバーだった。いけませ~ん。く~ッ。
今晩はセクションの忘年会で、レトロな雰囲気に演出された居酒屋へ。
メニューも、僕たちにとっては懐かしい(若者にとってはどんな感じ?)ギッチュなもののオンパレードで、顔も口許も弛みっぱなしだった。
そんな中、見つけた「レバーフライ」の文字に調子ぶっこいたのが、運のツキ。
けっこうワクワクしながら臨んだのに、アレレレ~すっかり意気消沈。
昭和はニガ~イ思い出となって消えていった(と思っていたら、いつまでも歯の裏の感覚が消えなかったのだ)。


ほら、実にウマそうでしょ(ボケてますけど)


これは面白い!「やかんビール」それとも魔法の水? 真っ赤なタコさんウインナー

ブルークリスマス

2006-12-14 23:29:15 | 自分四季報


まだ子供が小さかった頃は、クリスマスといえばツリーを飾ったり、ささやかながら表にイルミネーションを点滅させたり、けっこう気合いが入っていたものだ。
ところが、もう昨年などは卓上のツリーを出したかどうかの記憶さえ曖昧な始末。生活を楽しむ余裕がなくなったということか。
ただ、今年は昨日衝動買いしてしまった小さな人形たちが玄関を飾ることになった。
これくらいはしておかないと、子供たちの所へサンタさんが来てくれないかもしれないからね。


平日の贅沢を味わう

2006-12-13 21:48:58 | ぶらかま


いや~皆さん、申し訳ありません。
ウィークデーの真っ昼間に、こんなところでのんびりしちゃって。
なんと今日は会社をエスケープ…っていうのはウソで、あの日の振り替えを取ってオフなのだ。
今年の振り替えは今年のうちに。と、もうひとつは、このところ精神面も含めて満身創痍の妻の気分転換をと思い(会社のみなさんには無理を言って)。
パーク&レールライドを利用して鎌倉あたりをぶらぶら。
七里ガ浜まで戻って、江ノ電の線路を渡り階段をひたすら上って、赤いパラソルがちょっと色あせてしまったレストランへ。
テラスで海を見下ろしながらランチを堪能、いま食後のデザートなのだ。
この視界の広さと、そして何より平日の真っ昼間であることが、おいしさを増長させている。間違いなく。
12月も中旬だというのに、今日は陽射しも暖か。気持ちいい~、贅沢~。
あっ、すみません。どーも。


子供たちが学校から帰って来る時間まで少しあったので、茅ヶ崎に寄り道してお店をハシゴ。
妻の気晴らしのつもりが、楽しんでいたのは自分だったり。
それにしても、どこに行ってもガラガラ。平日のお休みは実に魅力的なのだ。


茅ヶ崎一中通りの『BeachHouse』


おっと、こちらは鎌倉のスタバ&チャヤマクロビ。『フクちゃん』の作者あの故・横山隆一氏の邸宅跡。いや~のんびり。平日~。


鎌倉に行くと、つい寄ってしまう御成通りのお店。子供時代のリーズナブルなおもちゃがずらり。「まだある」が、まだまだたくさんある。ここは、平日だろうが休日だろうが、いつもガラガラだけど。そこが、またいい。それからあの日この日その日にも鎌倉へ行っていたので、よろしければ。

肩が鳴る

2006-12-13 00:59:41 | あんな話こんな話


「四十肩だよ」「いや、五十肩でしょ」
そうアドバイスされたり、冷やかされたり。
どうにもこうにも、右肩がツライのだ。
ただ、よく言う「腕が上がらない」わけではない。
ちゃんと上がるし、ボールも投げることができるはず。スプーンだって投げられるぞ。
でも、右腕を回すだけで、グォキグォキ…と、肩で鈍い音がする。
痛い。
回したくない。
でも、回さないと固まってしまいそうで、回さずにはいられない。でも、回すと痛い。でも…。
日常生活には困らないので、いまのところ様子見。
いつのまにか六十肩、七十肩になっていたりして。