湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

相模原ゼータク生活

2006-12-16 22:06:39 | ぶらぶらミュージアム散歩


実に空が広い街だった。
どこまで行っても住宅街なのだが、平地だし、条例でもあるのか高い建物がないので、とにかくどこにいても空がよく見えた。
住んでいる人にとっては当たり前なので気づかないかもしれないが、これってかなり贅沢なことだと思う。
今日は、娘のバレーボールの試合で相模原へ。一度帰ってからまたお迎えというのも何なので、市役所の駐車場へクルマを置いて、散歩に。
まず気づくのは、住宅地の中にスナックやパブ、小料理屋風が、やたらに多いこと。ホントびっくりしますぜ、お客さん。逆に、今どきのカフェや雑貨屋さんのようなおしゃれなお店には、いっこうに出くわさない。
そんな中、ようやく現れたのが『光と緑の美術館』。
実は、予めネットで調べて出かけたのだ。
ところが、オープンの時間になっても入口はカギがかかったまま。
人の気配もしないので、表の看板を見ながら電話を。
「申し訳ございません」と、男性職員が慌てて出てきた。
私設の小さな美術館だが、なかなか雰囲気がある(上写真はエントランス)。あっという間に見終えてしまうスペース。でも、他に誰もいなかったので30分も滞在した!
帰り際、ようやく自転車に乗った親子(父と息子)が来館。自転車で寄れる美術館、これもかなり贅沢な話だ。


午後は、相模原市立博物館へ。プラネタリウムで星のシャワーを浴びたり、静かなライブラリースペースで本を読んだり、誰もいない2Fの飲食スペースで、これを書いたり。
おやおや、これも贅沢じゃん。


人口も多い巨大な市なのに、この利用率の低さは…。
さて、そろそろお迎えの時間だ。そういえば市役所の駐車場もタダ。なんという贅沢。それから、試合をやっている小学校もピカピカ。しかも、シャワートイレだったらしい。
人が多いので税収もたっぷりってことなのかな。


贅沢な小学校の中庭。無造作に置かれた色とりどりの鉢がオブジェのよう。


左)「宇宙科学研究…」なんと魅力的な響き!ほんとに裏にロケットが横たわっていた。 右)市内にはメタセコイアの木がいっぱいだ。

昭和Foreverフライ

2006-12-16 01:58:11 | B食の道


サクッ、んーんー、ん!んっ?
ウォー!
前歯の裏がシブー、あぁザラザラだ~。後味ワルーッ!
やっぱり、その姿に騙されてしまった。
黄金色に光輝く衣と黒く艶やかなソース。どう見たってウマそうではないか。
レバーフライである。
テレビの下町特集で、子供たちがその串を手に手にかぶりつくシーンを何度も見てきた。その度に、口の横からヨダレをあふれさせたものだ。
レバーは大嫌いだが、フライ(カツ)になれば独特の臭みが消えてしまうんじゃないか。あのイヤな食感もなくなるんじゃないか。でなければ、子供たちがあんなにウマそうに食べるはずがない。
そう確信していた。そして、いつかはオレも…と思っていた。
そのいつかが、今日遂にやって来たのだ。
だが、レバーはカツになっても、やっぱりレバーだった。いけませ~ん。く~ッ。
今晩はセクションの忘年会で、レトロな雰囲気に演出された居酒屋へ。
メニューも、僕たちにとっては懐かしい(若者にとってはどんな感じ?)ギッチュなもののオンパレードで、顔も口許も弛みっぱなしだった。
そんな中、見つけた「レバーフライ」の文字に調子ぶっこいたのが、運のツキ。
けっこうワクワクしながら臨んだのに、アレレレ~すっかり意気消沈。
昭和はニガ~イ思い出となって消えていった(と思っていたら、いつまでも歯の裏の感覚が消えなかったのだ)。


ほら、実にウマそうでしょ(ボケてますけど)


これは面白い!「やかんビール」それとも魔法の水? 真っ赤なタコさんウインナー