湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

ウラエキのオドロキ

2011-05-12 23:14:11 | B食の道


地元の方は、鎌倉駅西口(市役所側)を「ウラエキ」と呼ぶ。
賑やかな東口と比べるとグッと人の数も減るからかと思っていたが、先日観た小津安二郎監督の『麦秋』(1951年)の中でも「ウラエキ」と聞き取れたので、その由来はわからない。
いずれにしろそんな「ウラエキ」を冠にしたお店がある。
『鎌倉裏駅食堂 灯り』だ。

夜は何度かおじゃましたことがあったが、今日初めてランチに伺った。
こんな場所で、しかも平日だというのにおばさま方を中心に満席で驚く。いや、それだけに期待も高まる。味がいいことは知っているからなおさらだ。

期待通り…いや、期待以上だった。
頼んだ「アジの梅しそフライとオニオンフライ定食」(1000円)は、ものすごいボリューム。
三角形の平べったいあのアジフライではなく、丸々と太ったままのアジが2本もそそり立っていたのだ(笑)。そして、箸で挟むとこれが重い、重い。持ち上げるのが大変で、またしても肘がやられそう(笑)。しかも、口を思い切り開かないと入らない太さ!

なぜそんなに丸々しているかというと、実はお腹の中にシソと種を抜いたハチミツ梅が仕込まれているから。そのふんわりした歯ごたえと優しい香りが絶妙だった。
オニオンも、かなり大きな玉をカットしたと見える。これに、生野菜サラダ、小鉢、お新香、味噌汁、ご飯(お変わり自由)、おまけに食後のアイスコーヒーまで付いてきたぞ!
これなら混雑も、値段もナットクだ。わざわざウラエキへ足を運ぶ価値あり!
他の定食もこんな調子だが、周りのおばさまたちはペチャクチャやりながら誰もがペロリと平らげでいた(笑)。

さて、『裏駅』で『食堂』なんじゃあ結構ひなびた定食屋をイメージするかもしれない。でも、ビルの1Fにある新しい感じのお店だ。店内にハワイアンな装飾品が多いのは、店主の趣味だそう。なかなかお休みが取れずにハワイへ行けないので、せめてそんなムードの中で過ごしたいということらしい。
夜はびっくりするぐらい真っ暗になる「ウラエキ」の北側で、本当にここだけポツンと灯りが点っている。


敵になり(町田)、監督になった(いわて花巻)ジオゴ選手が、まさかのカムバック!
これも、かなりのオドロキです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
奥が深いです (湘南折り畳み自転車男)
2011-05-16 23:09:56
小さな田さん、ありがとうございます。

まだまだいろいろありますね。
まめやさんには入ったことはあるのですが、食ったことはなし。
聞いただけでうまそうな豆があるとは!
ステキな情報ありがとうございます。
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Unknown (小さな田)
2011-05-16 10:24:04
読んでるだけで口の中に
よだれが溢れかえりますね。
今度ぜったい行こ!
つい先日、誕生日に鎌倉行きました。
まめやのマヨネーズピーナッツに
ハマりそうです。じゅるじゅる
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