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目指したお店が満席でしばらく待つようですとのことで、並びにあったお店へ。
表の立て看に「カツ煮」というワードを発見し、即決定(笑)。
『てるのや(輝乃家)』である。
お店は改装されているが、お客さんを含め昔ながらの地元の食堂といった雰囲気だ。
「サンマーメン」ならぬ「ヨンマーメン」や、真っ白なビジュアルが目を引く「トーメン」にもひかれたが、ここは初志貫徹で「カツ煮」を。
と思ったら、「カツ煮」のみの定食はないようで、冠にした「餃子(6個)」「野菜炒め」(共に850円)から選ぶようだ。「カツ煮」「餃子」「野菜炒め」ぜんぶ好きなので、迷うのは贅沢な悩みである。迷った挙げ句、「餃子」で。
隣のおじさんが頼んだ「カツ煮 野菜炒め」が運ばれてきたのをチラ見して驚いた。「カツ煮」がメインだと想像していたが、実はサブ的存在。そう、野菜炒め定食にカツ煮の小鉢が付いてきた感じだ。ちょっと違和感。
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ところが、僕の目の前に現れた餃子が、大好きな乾いた系だったのでニッコリである。
カツ煮も小鉢の域を出て、3切れほどのカツがふんわりと卵でとじられていて、いつも主役の座をうかがっている感じ。
大盛りのご飯、中華そば屋ならではのスープ、3種の漬け物。どれも普通においしく、そしてすばらしいバランス。目指していた店を断念して入った店だったのに、すっかり満足、満腹だったのである。
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これまでのカツ煮の記録
三上(京王多摩川)
和食いちばん(伊勢佐木長者町)
日浦屋(石川町)
レストラン紅花(平塚)
大さんばし食堂(横浜大桟橋)
善磯(大磯)
味の店 後楽(水道橋)
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