『喫茶室』に唯一ともいえる定食メニューがあることは、入口の貼り紙で知ってはいたのだ。
しかも、それは僕が大好きな「生姜焼き」であることも。
ただ、あれやこれやを食べていると金銭感覚がおかしくなってしまい、630円という価格がどうも腑に落ちなくて敬遠していたのだ。
今日は鎌倉時代後期(笑)の知り合いとの会食ということで、思いっきりフンパツしてみた。
腑に落ちた。
これが630円なら、やっぱり安いや。意外にしっかりしたお肉で、量もないようである。キャベツもたっぷり、スープまでついている。普通の喫茶店なら間違いなく800円~850円レベルである。
濃い目の味付けで、ご飯も進む。このご飯はもちろん喫茶店らしくお皿で供される。ただ、手にするのは割り箸。これがまた古い喫茶店ぽくていいね。
厨房ではコックさんの帽子を被ったおじいさんがフライパンを振るい、いかにもウェイターっぽい黒のネクタイ姿のおじいさんがドリンク関係に忙しい。
ここはやっぱり老舗の喫茶店じゃん。
え~と、え~っと、店の名は・・・
そうだ『喫茶室』。『喫茶室』という名の老舗の喫茶店だった。
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