小さい春みつけた

「やっぱりキレがあるねぇ」
「キャンプを張って試合もやってますからねぇ」

「ベルマーレからは45分を４本って頼まれたんだけど、なにしろ選手がいないじゃん、45分と30分を２本にしてもらったんだ」
「それでですね、ユースから借りようとしてたのは。でも、ユースは午後にゲームが入ってますもんね」

土手に座って練習試合を眺めていたら、後ろからそんな会話が聞こえてきた。町田のクラブ関係者のようだ。

馬入でのトレーニングマッチは、平均年齢が若返ったという先入観があるからか、キビキビと動きがよかったように見えた。確かにそう見えたのだが、冒頭の会話を考えたら、もっともっと得点を重ねて町田を圧倒してほしかったなあとも思うけど（笑）。

個人的に目についたのは、20三原向平選手。スピードはあるし、サイドばかりでなくヒョイと真ん中に顔を出したり、おもしろいですね。去年の高山選手のように、小さな春を見つけた気分。