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蔵書室のドアが開くと、見覚えのある顔が。
シワがありヒゲを蓄えていたが、すぐに中学校の同級生だと分かった。
何十年ぶりだろうか。当時はやっていたフォーク村のような組織を一緒に運営していたのである。だいたい大学生がやるようなことを中学生がやっていたというところが、いま思うとかわいい(笑)。
ホリデー快速の鎌倉号みたいなのがあることを知って、昨夜思い立ち夫婦でやってきたのだという。
僕が蔵書室をやっていることは知っていたが、ネットで鎌倉を調べていたら「名前が載っていて思い出した」と、埼玉から訪ねてくれたのである。
僕がこんな仕事をしていなければ、もう一生会わなかったかもしれない。しかも、鎌倉だったからこそ。「こちらへ」と導いてくれたわけだね。
57歳定年で(というと分かる人には分かってしまう勤め先)、いまは関連会社で働いていて、孫も二人。最近会う同級生はみんなおじいちゃんだ。若いと思い込んでいる自分を、そのたびにリアルな歳に戻してくれたのである(笑)。