『大船軒JR鎌倉駅店』で食べた「春菊天そば」(430円)は、正確には「春菊のかき揚げ天そば」である。
春菊を刻んだ上に、ご丁寧に茎部分はほとんどはじいているようで柔らかい。もう少し歯ごたえがある方が個人的には好みだ。
それより困ったのは終盤戦。かき揚げが出汁に溶け出す(溶けるのはうれしい)と、水中に刻み春菊がプカプカフラフラしだす。これを箸でつかむのに難儀した。
このやろ、このやろと、つかもうとするがスルリと逃げる。
少し飲んでしまえばどうだとズルズルやってはまたつかもうと挑む。が、なかなかつかめず、飲む。を繰り返すうちに、いつの間にかぜんぶ飲み干すことになるのである。
実に危険なメニューだ。
というのは言い訳で、どっちみち飲み干す(笑)。