イベントで出すお菓子を買いに、由比ヶ浜通りにある和菓子屋さんに行ったのだ。
買い物を済ますと、お店のおばあちゃんが「かっぱえびせん」の小袋を持たせてくれながらこう言った。
「お兄さんは、長谷? それとも・・・」
いやぁ、うれしかったなぁ。
えっ? 「お兄さん」と若く見られたのがうれしかったんじゃありませんよ。
ジモティーに見えたのではないかということ。少なくとも観光客には見えなかったんじゃないかな。
鎌倉に通い始めて1年近くになって、鎌倉の人に見えてきたのかもしれない。
聞けば創業120年とのこと。こんな老舗のおばあちゃんから言われたから、なおのことうれしかったのだ。