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渡しがあった頃には、数十の飲食店が軒を連ねていたそうだ。
今はただ1軒だけ残っている川茶屋『たぬきや』に、先日おっさん二人旅で帰りに寄った。
ときどきテレビに出たりこの本にも載っていて、一度行ってみたかったのだ。
海の家的なメニューのラーメンやカレーもあるかと勝手に想像していたが、主食系は「焼きそば」しか見つからない。
見つからなかったが、これがあれば充分というほど普通においしかった。きっと往時から変わらないのだろうという懐かしい味がした。
さっき深大寺そばを食ってきたばかりだというのに、口いっぱい頬張ってしまう。二人とも一心不乱に食べていると、気持ちのいい風が川面を渡ってきた。このロケーションが、さらにおいしくしてくれることに気づくのだった。
店内では宴会的な盛り上がりの集団もあり、そうかこんな場所での飲み会もありだなと思った。
ぜひいつまでも残ってほしい。
と思って川を下っていくと、登戸駅に近い河原には『大黒屋』というお店に人だかりが。こちらにはラーメン系メニューもあったが、さすがにもう満腹で次回に見送る。
大きな木の下で雰囲気がいい。また来なければ。
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