湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

安近短の炎天下

2011-08-16 22:28:50 | ぶらかま


お昼前、浄妙寺から鎌倉駅への帰り道。いつもなら歩いてしまう距離なのだがさすがにこの気温だ、危険を回避してバス停に並んだ。

ところが、なかなかバスが来ない。炎天下で辛そうな顔の列はどんどん延びていく。結局、やっとやって来たバスには全員が乗り込むことができなかった。
走り出したバスには、当然次のバス停で待っている人たちは乗り込めるはずもない。観光客ならともかく、どう見ても住民(特にお年寄り)という人たちが諦め顔で見送る姿に胸を痛める。
それほど今日も鎌倉は混雑。まるで観光シーズンのようだ。
夏休みで、しかも不景気のレジャーの典型である「安近短」の影響だろうか。泊まりがけじゃ行けないけど、ちょっと旅気分を味わうのにちょうどいい距離の鎌倉へいざ!という感じかな。

満員のバスは途中から見事に渋滞にハマり、僕を含め乗客の多くは「八幡宮」で途中下車。駅に向かう小町通りも、肩と肩がぶつかるほど混みあい、もう頭がクラクラしてきたのである。

写真は、そんな混雑している鎌倉で、わりとのんびりできる浄妙寺境内の『喜泉庵』(昨日に引き続きシルエットで)。浄明寺バス停で待っていた列のほとんどは、竹林で人気の報国寺から降りてきた観光客だった。『喜泉庵』の良さを教えてあげたいけど、一方では静かなままであってほしいとも思っている。