「トーコンコーメ~エテー」が御茶ノ水方面行き。
「ユーケユケーソレーユケー」が飯田橋方面行き。
水道橋駅の発車チャイムのメロディーである。
横浜ベイスターズを愛してやまない僕ではあるが、なんとこの『巨人軍の歌』をソラで口ずさむことができるのだ。
それは、ここにも書いたが、そういう時代だったからとしか言いようがない。当時のメディア戦略?によって刷り込まれてしまったのだ。
特に我が家は隣が読売新聞の販売店だったこともあり、巨人は正義、他は全部敵みたいな報道を鵜呑みにするしかない状況だった(ホントか)。
ただ、そのおかげで、こうしたプレミアムグッズや、新聞縮小版の年鑑なんてものまで手に入れることができたわけだけど。
さて、このソノシートは、読売巨人軍創立30周年記念巨人軍選定歌だそうだ。歌詞の漢字部分には、鉛筆でふりがなをふった母親の文字が見える。繰り返し聴いては、一生懸命覚えたのだろう。
そして面白いのは、もう一曲である(冒頭と曲間には、川上監督、長島選手、王選手の挨拶入り)。
『巨人はでっかいよ』。タイトルからして、なんともコミカルな詞と曲。
♪巨人はでっかいよ、選手もでっかいよ、打ったヒットがまたでっかい。
ジャンジャン、それジャンジャン。
ゆけゆけジャイアンツ、それジャンジャン!
ですよ。
呑気というか何と申しましょうか。
当然、こちらもソラで歌えますけどね(笑)。