goo blog サービス終了のお知らせ 

湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

あべちゃん一番

2006-08-24 00:52:41 | 仕事のついで東京散歩


「おしゃれなお店はいくらでもあるんですけど、高くて高くて」
今日おじゃました会社の女性担当者が、そう嘆いていた。
麻布十番は、遊びに来る人にとってはとびきりいい街なのかもしれないけれど。今は地下鉄も通ってるしね。
それにしても、新旧入り混って不思議な雰囲気を醸し出している街でもある。仕事中でなければ、そして暑くなければ歩き尽くしてみる価値はありそう。
今日の写真は、そんな商店街で見つけたお店の裏口?
いま最も気になる『あべちゃん』と書いてある。




川面に映るメルセデスベンツのマーク。塔には『鈴木自動車』と書いてある。

さてさてギリギリ逆転勝ち。しかも、キングオブフィールド中町選手が!

スナッパー銀座を行く

2006-05-23 23:40:42 | 仕事のついで東京散歩


またまた、仕事で築地の聖路加タワーに出かける。
その仕事を終えると、M博士と共にもう当然のように銀座へ向かって歩き出す。小雨など気にせずに。
もちろん、それぞれの手にはデジカメ。ちょっと怪しい二人組みに見えるかもしれない。
でも、見渡せばデジカメやケータイを構えている人はけっこう多い。銀座というロケーションのせいだろう。被写体になりそうな風景だってあちこちに。
さあ、余計なことなど気にせず撮ろう。
ただし、街歩きスナッパーのみなさん、横浜駅構内では気をつけましょう。ミラーマンや某局のアナウンサーが現行犯で捕まっていますよ。こっちには、その気がなくても、そう見えてしまうこともあるからね。
写真は超特大の指輪。さすが銀座、ゴージャス!

永代通りウラを30分散歩

2006-05-11 00:05:36 | 仕事のついで東京散歩


最近よく自転車のペダルをこぐが、実に歩くようにもなった。
湘南徒歩男。
糖尿の頃、つまり太っていた頃は腰痛持ちで、ちょっと買い物に出ただけで辛いこともあったのに。今はどこまでだって歩けるよ。
今朝は、中央区新川に直行。
最寄りの駅なら「茅場町」か「八丁堀」。となると、東京駅からはどうやっても地下鉄を乗り継ぐほかない。
だったらと、霧雨が降りしきる中を隅田川に向かって歩くことに。
もちろん永代通りではなく、平行する細い道をテクテク。







想像した通り、時折昭和の匂いがプンプン漂う旧い建物が現れる。
これは楽しい。仕事さえなければ、このまま一日歩き倒してもいいくらいだ。都心の懐かしいワクワクする散歩道。
ところが、あっという間に隅田川のほとりに出た。
霧雨の向こうにモヤって見えるマンハッタンのような近代的な高層ビルが、僕を昭和から一気に現代に戻すのだった。
そして、もう仕事なのだ。




八重洲ダヨおじさん集合!

2006-04-17 23:06:58 | 仕事のついで東京散歩


以前にも書いたことがあるが、東京駅の八重洲側(京橋、日本橋方面)は、近代的なビルと旧い重厚なビル、そして昔ながらの小さな建物が混在して、独特の雰囲気を醸し出している。
突然、細い路地に昭和の匂いがプンプンするお店が現れたり。
歩いている人も、50代以上の背広姿のおじさん率が異常に高いように感じる。
丸の内側で見かける洗練された今風のOLなんて一人も見かけないではないか!
そこが好き。
仕事ついでのたった「10分散歩」では物足りないのだ。
営業のみなさん、八重洲あたりの会社をとってくるように。お願いします。




一面トップ並みの大失態

2006-03-07 00:53:31 | 仕事のついで東京散歩


ゼッタイどうかしている。
情けない。
疲れているから?
いや、ただのボケかも。
夜、うかがった会社に、資料やらノートやらを一式忘れてきてしまったようだ。
動き出したライナーの中で気づいた!
大船までノンストップなので、引き返すこともできず焦る。担当のA嬢のケータイはずっと話し中。
もしかしたら、そのA嬢が持っていてくれたらという一縷の望みも、30分後やっとつながった電話でたたれる。
「明日あさイチで連絡とってみますよ」とのこと。
お恥ずかしい限りだ。
こんなこと初めて。朝イチで直行しなければ…
キレイな夜景を見たり、夜の銀座で写真が撮れたりで、いい気分だったのに、一気にイヤーな汗が出てきた。

上の写真は、客先からの帰りに通りかかった日刊スポーツ本社。
今日(昨日)発刊60周年だそうだ。還暦ですね。




展望室からの夜景にうっとり…これがいけなかったのか。昼間の眺望はこちら




「銀座がどうのこうの~」という歌に合わせて踊る集団(和光前で)


天使は微笑まなかった。というよりイタズラか。

飯田橋駅を10分乗り換え

2006-01-14 01:19:45 | 仕事のついで東京散歩


夕方、出先からの帰りに飯田橋駅で乗り換え。
大江戸線からJRまでが長い長い。なかなか着かない。一駅分ぐらい歩いちゃったんじゃないか、と思うほど。
歩くこと自体は嫌いじゃないけれど、ひたすら地下を行くというのは気分のいいものではない。
クネクネ曲がり、少し昇ってはまた折れて、戻って上がって、また曲がり…。だんだん不安になっていく。
でも、それはいま地震が来たら、などという不安ではない。どこを歩いているのか、どこへ行ってしまうのか、方向感覚を失っていく不安なのだ。
そんなイヤ~な気分のまま矢印を追ってフラフラ歩みを進めていると、不意に地上に出た。
冷たい風が、なんだかとても心地いい。ホツとする。
おまけに、ここは学生時代に毎日のように通った懐かしい駅だ。
地下鉄の網は一層はり巡らされ、JRの車輌はアルミになり、改札も自動になった。ついでに僕もずいぶん年を食った。
でも、プラットホームは相変わらずきついRを描き、あの頃と同じように車体を大きく傾けながら電車は勢いよく飛び込んでくるのだった。

南青山で待ちぼうけ

2006-01-06 01:48:49 | 仕事のついで東京散歩


世の中には実にいろいろな人がいるものだ。
まるでもう仕事が趣味のような人。ほとんどホテル住まいで、今月は一度も家に帰ってませんなんていう。
仕事が楽しくて楽しくて仕方がないのであれば、それはそれでいいと思う。別に文句を言うつもりはない。
ただ、この手の人はたいていの場合、時間の感覚がおかしくなっているのだ。うん、間違いなく。
今日仕事で伺った会社の担当者も、そんな人だった。
挨拶を交わした後、「ちょっと待っててくださいね」と言ったまま40分戻ってこなかった!
そして、話の途中に呼ばれると「すぐに戻りますから」と言い残して20分!
人を何だと思っているのか。でも、ご本人はごくごく当たり前のような振る舞いなのが何とも歯がゆい。
同行したT君によると、いつもこんな調子だという。
「おい、居眠りしてイビキかいてやろうか」
「いやいや、この間にメシ食いに行きましょうよ」
などと冗談を言い合って、フツフツと湧き上がって来る怒りを紛らわせた。
実は、僕たちの後のアポイントの人たちも既に別室で待機中。彼らの会話も気になる。
どんなに仕事ができても、どんなに偉い方たちとツーカーでも、どんなにすごいベンチャー企業の元社員であろうとも、ビジネスマンとして、いや人として時間にルーズではダメですよね。と、僕は思うのだけれど。
そういうワケで、その後の僕のスケジュールがオセオセになってしまい、すっかり帰りが遅くなってしまったぞ。
仕事が楽しいのはいいけれど、他人に迷惑をかけないように。お願いしますよ。

写真は絵画館前のイチョウ並木あたり。青々としていた様子はこちら


遅くなった昼食はド迫力の野菜天丼をヤケ喰い。不思議と胸は焼けず。

銀ブラより湘ポタ

2005-12-06 23:32:04 | 仕事のついで東京散歩


夕刻、仕事で銀座に寄ってそのまま直帰。
7時頃の銀座~有楽町あたりはスゴイ人出だ。何かイベントでもあるのかと思ってしまう。
特にグループで歩いている人たちが多く、ワイワイと絶えず話し声が聞こえている状態だ。
用があってビックカメラへ行くと、ここもモノスゴイ賑わい。
「アキバのあの店より安いですよー」「本日限り!」「今日いらしたお客様だけ」…
あちこちで店員が大声を張り上げ、否が応でも客の気持ちも高揚してくる。
この様子だけを見ていたら、不景気だとは信じがたいほど。
ちょっとしたものを買うだけなのに、僕も長~い列に並ばされた。
いやいや疲れた。
さあ、帰ろ。やっぱり静かなところがいいよ。


今日の写真は午後5時前の数寄屋橋交差点。白黒写真は7時頃の銀座4丁目交差点

芝は冬色

2005-12-02 01:02:47 | 仕事のついで東京散歩


浜松町の駅から掃きだされた人たちが、どんどん周辺のビルに吸い込まれていく。
増上寺の山門をくぐる頃には、人影はもうポツリポツリ。
今朝は、御成門駅近くの会社に仕事で直行。ちょっと遠回りして増上寺の境内をグルッと回る。
古い木造の増上寺と、その屋根越しに見える近代的な鉄製の東京タワー。若い頃はアンバランスに見えたものだが、今はなんだかちっとも違和感がない。東京タワーが、すっかり近代的じゃあなくなってしまったということか。昭和33年から、そこに立ち続けているわけだからね。しみじみしてきた(「ALWAYS三丁目の夕日」がフラッシュバック)。



仕事を終えて、今度は芝公園をグルリ。
すっかり雲が消えた空は突き抜けるように青く、色づいた木々とのコントラストが感動的だった。
東京なのに、このあたりはとても静かで冬がよく似合う。
夜になれば東京タワーがライトアップされる。まだまだ現役だ。みんなを幸せな気分にしてくれるはず。




橋のたもとでいつまでも

2005-11-26 01:26:59 | 仕事のついで東京散歩


「早く安くあげるために鉄筋の数を減らせ」
なんてことは決して言われない。むしろ
「どんなことがあっても壊れないように、とにかく頑丈に作っとけ」
と言われるのが当たり前。
そんな時代に作られたのだろう堅牢な姿を、その橋はどっしりと川面に横たえていた。
永代橋だ。
実際その橋の下にもぐりこむと、鉄骨の太さやビスの数の多さに驚かされる。
今日は仕事で、この橋の近くの会社を訪問。
帰社後の忙しさがわかっていたので、速やかに戻るつもりだった。しかし、同行したI君がどうしても2~3本、いや5~6本、電話をかけたいというので、仕方なく橋のたもとで待つことに!
しょうがねぇなぁ(ウキウキ)。
クルマの量も多いが、かなり距離のあるこの橋をたくさんの人が行き来している。川の向こうとこちらを、町と町を、人と人とを結ぶ大切な存在であることがわかる。
ゆっくりと歩いて渡っていけば、昭和の町に迷い込みそう。
そんな雰囲気が漂う古い様式の素敵な橋だった。