世の中には実にいろいろな人がいるものだ。
まるでもう仕事が趣味のような人。ほとんどホテル住まいで、今月は一度も家に帰ってませんなんていう。
仕事が楽しくて楽しくて仕方がないのであれば、それはそれでいいと思う。別に文句を言うつもりはない。
ただ、この手の人はたいていの場合、時間の感覚がおかしくなっているのだ。うん、間違いなく。
今日仕事で伺った会社の担当者も、そんな人だった。
挨拶を交わした後、「ちょっと待っててくださいね」と言ったまま40分戻ってこなかった!
そして、話の途中に呼ばれると「すぐに戻りますから」と言い残して20分!
人を何だと思っているのか。でも、ご本人はごくごく当たり前のような振る舞いなのが何とも歯がゆい。
同行したT君によると、いつもこんな調子だという。
「おい、居眠りしてイビキかいてやろうか」
「いやいや、この間にメシ食いに行きましょうよ」
などと冗談を言い合って、フツフツと湧き上がって来る怒りを紛らわせた。
実は、僕たちの後のアポイントの人たちも既に別室で待機中。彼らの会話も気になる。
どんなに仕事ができても、どんなに偉い方たちとツーカーでも、どんなにすごいベンチャー企業の元社員であろうとも、ビジネスマンとして、いや人として時間にルーズではダメですよね。と、僕は思うのだけれど。
そういうワケで、その後の僕のスケジュールがオセオセになってしまい、すっかり帰りが遅くなってしまったぞ。
仕事が楽しいのはいいけれど、他人に迷惑をかけないように。お願いしますよ。
写真は絵画館前のイチョウ並木あたり。青々としていた様子はこちら。
遅くなった昼食はド迫力の野菜天丼をヤケ喰い。不思議と胸は焼けず。