塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 太田道灌と江戸 梅花無尽蔵_2

2018-07-26 05:38:57 | 街をぶらり_2018
 次の書は、第2弾の「梅花無尽蔵」で展示されている箇所は、
文明17年(1485)10月2〜9日に禅僧の万里集九が道灌に会うた
めに江戸城を訪問し、城内の静勝軒で歓迎の宴が行われた場面。
 その宴会の際に集九は”東に隅田川、北に筑波山、西に富士山、
東南に海”と静勝軒の眺望の良さを記している。さらに上杉定正が
道灌のもとを訪れて宴が開催され、集九は道灌が舞う姿を見て漢
詩を詠じている。道灌と集九の交流で江戸城の様子がわかる。
 展示資料は林羅山家旧蔵で、乾・坤2冊の内の坤。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)

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