「頓医抄」の第25冊目の末尾に、多紀元堅の跋文がある。
そこには“医学書の収集に熱心ではない儒学者・市野迷庵のもと
に、なぜこのような素晴らしい医学書があったのか“と書物伝来の
不思議さを述べている。
また「頓医抄」と記した「題せん」は狩谷棭斎の直筆であると述
べている。ここでの庚戌は、嘉永3年(1850)にあたる。
(国立公文書館:千代田区北の丸公園3-2)
そこには“医学書の収集に熱心ではない儒学者・市野迷庵のもと
に、なぜこのような素晴らしい医学書があったのか“と書物伝来の
不思議さを述べている。
また「頓医抄」と記した「題せん」は狩谷棭斎の直筆であると述
べている。ここでの庚戌は、嘉永3年(1850)にあたる。
(国立公文書館:千代田区北の丸公園3-2)