塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 太田道灌と江戸 今川記

2018-07-12 05:37:01 | ミュージアム巡り_2020
 次の書は、駿河今川氏の歴代盛衰を記録した軍記で、原題には
「前代之聞記」。作者は今川氏の家臣・斎藤道斎、成立年代は不
詳。本来は4巻構成だったが、後に「今川仮名目録」「仮名目録
追加」「今川家譜」を追加して5巻構成となる。
 展示箇所は、文明8年(1476)2月に勃発した今川家の家督争い
と、それに端を発した内紛を鎮圧するため道灌が駿河に出陣した
記述。道灌は主君の上杉定正の代理として約300騎を率いている。
 展示資料は、文化6年(1809)の写しで、昌平坂学問所旧蔵。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)

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