次の作品は、二十代堆朱楊成(1880〜1952)さんの「彫漆硯箱
玄鶴」(1944年、漆・蒔絵・彫漆、Inkstone case、crane design、
choshitsu)。
初代は足利氏の家臣で南北朝時代から現代まで続く堆朱工として
代々受け継がれてきた家柄。堆朱とは中国漆器を代表する技法で、
素地表面に漆を塗り重ね層を作り、その文様をレリーフ状に表すの
が彫漆。表面が朱に仕上げられたものを堆朱、黒くしたものを堆黒
と呼ぶ。
この作品、箱の蓋に三羽の鶴が彫り込まれており、見事。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)
玄鶴」(1944年、漆・蒔絵・彫漆、Inkstone case、crane design、
choshitsu)。
初代は足利氏の家臣で南北朝時代から現代まで続く堆朱工として
代々受け継がれてきた家柄。堆朱とは中国漆器を代表する技法で、
素地表面に漆を塗り重ね層を作り、その文様をレリーフ状に表すの
が彫漆。表面が朱に仕上げられたものを堆朱、黒くしたものを堆黒
と呼ぶ。
この作品、箱の蓋に三羽の鶴が彫り込まれており、見事。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)