塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

Weekendの麺処巡り まるめん堂 で Theイベリコ

2016-01-31 13:15:37 | 麺_2016
 本日は練馬区関町南にある「ラーメン まるめん堂」へ。

 2月29日まで、スペイン西部地方に生息するイベリア種という黒
豚・イベリコ豚の限定麺が振る舞われていますよ。
 ドングリをいっぱい食べて育ったイベリコ豚の中でも、最高級度
のモモ肉のザ・ベジョータ(モンタネラ仕上げ)が提供される。

入店して黒板メニューを拝見すると、「Theイベリコ」&“天然真
鯛“1,300円の他に「ブイヤベース」1,130円もあった。
 まずは初志貫徹、「Theイベリコ」まる潮Ver.醤油味をオーダー。

 で、登場した一杯、大きなザ・ペジョータの隣には真鯛の煮身も
乗せられています。刻み生姜の下には、これまた刻みメンマ、鞠麩
も和食の情緒を感じさせます。
 スープは、ペジョータだけではなく軍鶏ガラや豚骨、牛筋などが
ジックリと煮込まれた深みのある滋味が舌の上で転がる。これはウ
マイ旨いなあ。カリッとした焦げ目のついたペジョータや真鯛の身
が箸休めで喜びと感動を与えてくれます。

 それに三河屋製麺の特注麺と相まって素晴らしいスープ、スペシ
ャルにふさわしいTheイベリコだった、ご馳走様。

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ミュージアム巡り 歴史資料の宝庫2 白氏文集

2016-01-31 06:26:23 | ミュージアム巡り_2016
 これは唐の詩人・白居易(772~846)の詩文集で、平安時代の貴族
の基礎教養として広く読まれていたもの。
 展示されていた資料は、元和4年(1618)刊、和学講談所旧蔵、全
15冊。
 「香炉峰」の詩の中に主筆で傍点が付けられている。これはこの
詩を読んだ校訂者が「枕草子」の逸話を思い出して目印を付けたと
思われる。
[原文]  遺愛寺鐘欹枕聴 香炉峰雪撥簾
[書下文] 遺愛寺の鐘は枕をそばだてて聴き、香炉峰の雪は簾を
      かかげて看る。
[現代語訳]香炉峰の北方にあった遺愛寺の鐘の音は、枕を傾けて
      聴き、香炉峰に降り積もった雪は簾を巻き上げて眺め
      る。

(公立公文書館:千代田区北の丸公園3-2)

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Weekendの麺処巡り 二代目にゃがにゃが亭 で 白菜そば

2016-01-30 10:58:53 | 麺_2016
 三河島にある「二代目にゃがにゃが亭」へ。
 こちらは9時半開店なので朝と昼の中間ですが、早く麺をすする
ことが出来るので重宝します。
 特製の「白菜そば」900円が振る舞われているようなので、その
限定を頂きます。

 定刻よりも早くオープンするのがこちらです。厨房には、赤ん坊
を背負った店主さんと、その女将さんが復活され再び夫婦付随のコ
ンビを拝見しました。いや、これにお子さんが加わりホノボノとし
た厨房風景となり、こちらまで幸せが伝わってきます。
 食券を渡すと、塩か醤油の味を聞かれたので、もちろん塩でお願
いしました。
 すると、注目の一杯がモクモクと湯気を上げて目の前に登場。カ
ラフルな彩りの野菜が、トロリとした餡に絡まり八宝菜の如く麺の
上に盛られています。
 雪に変わるかもしれないという氷雨で冷えた身体を、この餡スー
プが温かく優しく包んでくれます。ナルトの上に盛られた柚子片の
香りが最後まで残り、爽やかな気分でフィニッシュできました。
 旨かったなあ、ご馳走様。

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2016-01-30 06:37:14 | 麺_2016
ミュージアム巡り 歴史資料の宝庫2 枕草子

 矢印の箇所は、「枕草子」(清少納言の随筆集)の“春はあけぼ
の・・・”から始まる冒頭の一段や、中宮定子と清少納言とのやりと
りを記した“香炉峰の雪”の段は教科書にも収録。
 資料は慶安2年(1649)刊、紅葉山文庫旧蔵、全7巻。
 ある雪の日、中宮定子が清少納言に次のように声をかけられる。
[原文]  少納言よかろうろはうの雪いかならんと仰せられけれ
      ば、みかうしあげさせて、みす高く巻きあげたれば、
      わらはせ給ふ。
[現代語訳]「少納言よ、香炉峰の雪はどうであろうか」と仰せに
      なられたので、格子戸をあげさせ、簾を高く巻きあげ
      ると、お笑いになられた。
(公立公文書館:千代田区北の丸公園3-2)

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ミュージアム巡り 歴史資料の宝庫2 香炉峰への道のり

2016-01-29 05:43:39 | ミュージアム巡り_2016
 廬山の峰のひとつに香炉峰があり、この峰を題材にして唐の詩人
・ 白居易(772~846)が、“香炉峰の雪は簾をかかげて看る”という詩
を詠んでいる。
 この詩は、白居易の詩文集「白氏文集」にも収録され、日本に持
ち込まれ清少納言や中宮定子にも読まれている。
 廬山記の特徴は、廬山の各所に散らばる名所旧跡を収めた地図が
あり、目的地までの道のりを確認できる。この地方の中心地だった
江州から晋時代の高僧・慧遠が修行した東林寺までの道のりは次の
とおり。

 江州~西へ~太平観~西へ五里(約2.75km)~東林寺 そして
 東林寺から西へ百余歩(約150m)進むと、慧遠の墓所・遠師塔
 がある。
(公立公文書館:千代田区北の丸公園3-2)

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