塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 太田道灌と江戸 松陰私語

2018-07-10 03:22:40 | ミュージアム巡り_2020
 次の書は、群馬県太田市にあった長楽寺の僧であった松陰によっ
て記された回想録「松陰私語」。永正6年(1509)閏8月に成立。
 松陰は新田岩松家純(礼部家)の政治顧問で、引退後に自身の体験
を記している。

 展示箇所は、上杉方が成氏方に対抗するために、武蔵国児玉郡五
十子(現在の埼玉県本庄市)に集結していることや、”天子之御旗”
の部分には後花園天皇から軍旗を与えられていることが判る。

 展示資料は「続群書類従」巻622に収録されている写本で、原
本は不明。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)

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