塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 近代工芸案内 彩えん花瓶

2015-04-30 05:40:18 | ミュージアム巡り_2015
 次の磁器は楠部やいちさん(1897~1984)の「彩えん花瓶 夏日」
(1976年、Vase、Summer Day、saien)。
 楠部さんは、京都・粟田口の同年代作家と因襲にとらわれない新
たな作陶を目指した“赤土”を結成。自然の美の奥深さを探求し、永
遠に亡びざる美を陶器などによって表現するという発想で、陶芸界
に新風を巻き起こす。
 また“彩えん”とは、釉下彩磁で釉薬の下の胎土に顔料で直接に文
様を描き、その上から透明の釉薬をかけて焼き上げた技法。
 特に楠部さんは、釉に固有の色を出すために呈色剤を混ぜた磁器
土を、水に加えて軟らかくして何度も薄く塗り重ね、浮き彫り風に
文様を出しておられる。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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Holidayの麺処巡り 番外編 ハレの日食堂 で 海鮮丼

2015-04-29 17:14:57 | 麺_2015
 4月末か5月上旬にオープンだという麺処を拝見しに、新宿の某
所へ。某駅から数百mの所にあり、途中にはまぎらわしい「食事処
べんてん」の看板もあったりして。

 そこは昨年6月、多くの常連さんから惜しまれて閉店した麺処の
一番蕃弟子の方のお店。さあ、開店日がいつになるのか、次の大安
は5月3日。しかし、日曜日は営業するのだろうか。暖簾を掛ける
ホックも付けられ、店内には券売機も・・・、愉しみだ。

 さて、本日は弟のかみさんと姪が上京して来ており、“築地に行
きたい”との要望を満たすため、場内はお休みだが増外は営業して
いるところもあり伺った。
 GW初日とあって、場内は午後を過ぎても人で一杯。海鮮丼を頂
くために「ハレの日食堂」へ。
 メニューを見ると一番人気の「築地海鮮丼」1,980円を注文。ア
オサの味噌汁は別料金だとか。いろんな魚介が盛られ、ネタも新鮮
で旨かった、大満足。

 築地場外を後に、銀座へ。姪っ子達には銀ブラを楽しんでもらい、
私は大阪で留守する弟のために、昨日、銀座3丁目にオープンした
「王子サーモン」へ。フィヨルドサーモンスモークスライスをお土
産に購入。酒のアテに喜んでくれるかな。

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ミュージアム巡り 近代工芸案内 花鳥図壺

2015-04-29 05:40:40 | ミュージアム巡り_2015
 次の磁器は河井寛次郎(1890~1966)の「花鳥図壺」(1926年)。
 写真はちょっとピンボケ。口と首のところに支えるような取っ手
がついた壺、家の床の間に飾りたいな。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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ミュージアム巡り 近代工芸案内 紬地型絵染二曲屏風 四季

2015-04-28 05:39:42 | ミュージアム巡り_2015
 絹の型染は、芹沢けい介(1895~1984)の「紬地型絵染二曲屏風
四季」(1960年、Two-fold SCREEN、four seasons design、stencil
dyeing on tsumugi silk)。
 屏風仕立てになったこの作品、絵柄は鳥や蝶々、機織り機、風景
等、色鮮やかでお目出たい構図になっている。部屋の隅に置いてお
くだけで、ぱっと明るくなるだろうな。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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ミュージアム巡り 近代工芸案内 鉢

2015-04-27 05:39:21 | ミュージアム巡り_2015
 次の作品は、岩田藤七(1893~1980)の「鉢」(1937年、Bowl)。
 岩田さんは当初、洋画の岡田三郎助に師事し、その後、今村繁三
に吹きガラスを学ぶ。都内葛飾区堀切に岩田硝子製作所を設立し、
硝子工芸を芸術の域とするため地位向上に尽力する。

 この器は、宙吹きで波打ち際の様な模様が描かれており、モダン
な優雅さがある。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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