塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

Weekendの麺処巡り 麺壁九年 で 宍道湖シジミ塩

2023-09-30 12:17:19 | 麺_2023
 杉並区上井草1丁目にある「中華そば 麺壁九年」(2000年3月10日創業)
のXを拝見すると、本日、数量限定の「宍道湖シジミ塩そば」1,100円が振
る舞われるという。こちらのお店では “塩” バージョンがメニューに載るの
は時たまなので、逃してなるものか。

 店の大将は西武新宿線・上井草駅すぐの2号店「麺や 麟子鳳雛」(2022
年6月23日)に居られる。

 さて、中もムの一杯が目の前に。器からは貝の薫りが漂い、啜り舌の上
でスープを転がしてみると、ほのかに蜆の旨味が踊っている。従来の食材
と相まって旨さが伝わってくる。チャーシューや筍などそれぞれの具も完
璧な仕事の蹟が感じられ、美味しく頂けた。ご馳走様。

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ミュージアム巡り 古代メキシコ 香炉

2023-09-30 05:06:44 | ミュージアム巡り_2023
 次は、「香炉」(Incense burner、テオティワカン文明・350~550
年、ラ・ベンティージャ出土、土製・彩色、67.4×44cm)。
 香炉は居住群の親族死者、または先祖崇拝の儀礼に用いられたも
ので、工房跡が王権と軍事力の象徴である城西北区で発見されてい
る。
 メッセージを表示するメイン部分・蓋にはマスクを貼り付け、頭
部には死んだ魂のメタファーである蝶や鷲、花、羽毛なので飾って
いる。左側には弓矢の束と鏡、右側には楯と鏡、胴部には"年の束"
と呼ばれる5つの符号片が並んでいる。
 この香炉は、戦いで亡くなった戦士を弔う道具であった。
トーハク(台東区上野公園1-3-9)

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ミュージアム巡り 古代メキシコ マスク_2

2023-09-29 02:56:47 | ミュージアム巡り_2023
 次は、「マスク」(Mask、テオティワカン文明・350~550年、ラ
・ベンティージャ出土、石灰岩・貝・黄鉄鉱、17.5×15.8cm)。
 テオティワカンのマスクはこれまで550点の出土があり、こち
らは工芸家区域で発見されたもの。眼孔や鼻、口元は丁寧な加工
がみられ、頬に象嵌予定のくぼみがある。
 耳と頭部に穴が開けられ、革紐等でつなげて使用するようで未
使用のまま破棄された可能性がある。
トーハク(台東区上野公園1-3-9)

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ミュージアム巡り 古代メキシコ 楯を持つ小像

2023-09-28 02:49:37 | ミュージアム巡り_2023
 続いて、「楯を持つ小像」(Figurine holding shields、テオティ
ワカン文明・450~550年、出土地不明、土製・彩色、14.817.9cm)。
 顔面装飾やペンダント、太い腰ベルト、両手に持つ楯はテオティ
ワカン様式で、土偶の中では圧倒的に戦士像が多い。
 ところが、この小像は墓の副葬品としては出土がなく、子供が遊
ぶ玩具だったと考察されている。また、本像には像背面に支え棒が
あり、飾り用の像とも考えられる。
トーハク(台東区上野公園1-3-9)

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ミュージアム巡り 古代メキシコ 嵐の神の屋根飾り

2023-09-27 02:55:45 | ミュージアム巡り_2023
 そして、「嵐の神の屋根飾り」(Storm God almena、テオティ
ワカン文明・250~550年、サクアラ出土、土製・彩色、69.5×55
cm)。
 テオティワカンの住民は、中庭を持つアパートメント式住居施
設に住み、屋根飾りはサクアラ住居の中庭に面した四方の部屋上
部に設置されていた。
 表面の突起物は神々、動植物等様々な世界観が彫られ生活空間
を表している。頭飾りを被った嵐の神で、雨と農耕にまつわる信
仰に司っている。
トーハク(台東区上野公園1-3-9)

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