塩哲の色不異空

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ミュージアム巡り 太田道灌と江戸 寄題江戸城静勝軒詩序

2018-07-19 05:42:12 | ミュージアム巡り_2020
 次の文書は、禅僧の簫庵龍統が静勝軒について詠んだ漢詩に付し
た序文。龍統をはじめとする5人の僧が静勝軒について漢詩を詠じ、
龍統が序文を、跋文を希世霊彦が作成し、詩版に刻まれ静勝軒の南
側の庇に掲げられた。
 展示されている箇所は、龍統が記した序文で江戸城の規模や城内
と城外の様子、周辺の環境等が記されている。

 展示資料は、「新編武蔵国風土記」に収録された写し。同詩序の
現存最古と考えられる寛永年間(1624〜44)成立の写しは、鎌倉に
ある荏柄天神社が所蔵(保管は鎌倉国宝館)。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)

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